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「FXトレードにおけるテーマを捉えることの重要性」【元大手邦銀ディーラーが教える FX実力アップ教室】

FXトレードにおけるテーマを捉えることの重要性

動画配信期間

2023/2/15

動画内コメント書き起こし

宇栄原:このレポートの中にですねテーマを捉えることが重要とありますが…
戸田氏:例えば今で言うと日銀の総裁人事とか一つのテーマだったりするんですけど、必ずしもそのテーマは1日で変わるわけではない。1~2週間というようなそういう軸ではない。 例えばアメリカのドル高がずっと続いてた昨年でいうとFEDの利上げがどこまで続くか分からなかったが、その天井が見えてきたことでドルが転換してドル売りになったというふうに相場全体見るとそうなっていると思うんですね。 一つの事象の始まりと事象の終わりを意識する。
宇栄原:そういうテーマを日々日誌に書いていくことでその相場全体が掴めてくるし「いま何がテーマで動いているのか?」というイメージもしやすいですね。
戸田氏:毎日というよりは毎週末ぐらいでいいと思います。毎週末に30分とか1時間とか時間を作って「ドル円は上がったのが下がったのか」「高値・安値」「傾向」「どうしてその傾向なのか」というようなこと書く。
宇栄原:ちょうど聞きたかった部分なんですけど、日誌って多くの人は毎日つけないといけないと思っていて、毎日やってるとだんだんダレてきて途中でやめちゃう方も多いと思います。そうならないためにも毎週とかなるべく頻度を落としながらそれを習慣化するのが良さそうですかね。
戸田氏:毎日はしんどいんじゃないですかね(笑)普通の方は他に職業をお持ちで兼業でやるわけですから土日の方が時間もあるだろうしそこでやったらいいんじゃないですかね。そして、毎日付けるなら1日を東京・ロンドン・ニューヨークの3つに分けたほうがいい。この時間の始まりと終わりは必ずその相場の流れが変わるので。何で変わるのかっていうと、株式市場や債券市場がバーンとオープンするのでそこにお金がどっと流れていきます。
宇栄原:これはトレードスタイルによって変わりますか?
戸田氏:どのトレードをやりたいかっていうところはあると思うんですけど、そういう意味でいうと相場のテーマを探していくのはどのトレードでも基本的には役立つと思います。それこそデイトレにも役立つ。例えば東京市場が午前9時にオープンして、ドルを買うかドルを売るかという2つの選択肢がある中で、やっぱりドル買いが続いてたらまたドル買いから入りたいわけですよ。そっち(ドル買い)の方が勝てそうだから。だからそういう意味ではデイトレードをやる人も含めて相場のテーマは意識しておいたほうが良いですね。相場のテーマは1週間で変わらないこともあるので、「変わってない」みたいなコメントも残しておくと良いです。
宇栄原:ちなみに戸田さんはデイトレとかスイングどちらですか?
戸田氏:元々ディーラーなのでデイトレが一番パフォーマンスはいい。スイングは相場のテーマと合致するのでやるようにしています。
宇栄原:(デイトレとスイング)どっちもやってるんですね
戸田氏:資産形成のものとか例えば積み立ててるものは基本的には完全にほったらかし です。よっぽどのことがない限り手をつけない。
宇栄原:取引の質問なのですが戸田さんは人民元を取引されていると動画で見ましてさらに人民元の成績が結構いいと…
戸田氏:そうですね
宇栄原:中国の情報はどのように仕入れてるのでしょうか
戸田氏:中国人民銀行のホームページとかを見てトレードしています。日本のマーケットを見るのとアメリカのマーケットを見るのと中国のマーケットを見るのはやり方が一緒です。みんなFRBとか日銀に注目するじゃないですか。だから中国人民銀行に注目する。彼らがどう動いてくるのか、どう動いてきてるのかというのをチェックするんですけど、ちょっとそこが中国語だったりあまり情報がないので今後積極的に情報発信していきたいと思います!
宇栄原:ぜひ参考にさせていただきます

概要

元大手邦銀ディーラーとして様々な経験をしてきた戸田裕大氏と外為どっとコム総研の宇栄原研究員が「負けないFXトレーダーを育てる」をコンセプトにFXトレードの実力アップに役立つ情報をお伝えします。

関連動画

 
株式会社トレジャリー・パートナーズ 代表取締役 戸田裕大氏
2007年、中央大学法学部卒業後、三井住友銀行へ入行。10年間外国為替業務を担当する中で、ボードディーラーとして数十億ドル/日の取引を執行すると共に、 日本と中国にて計750社の為替リスク管理に対する支援を実施。2019年9月CEIBS(China Europe International Business School)にて経営学修士を取得。現在は法人向けにトレジャリー業務(為替・金利・資金)に関するサービスを提供するかたわら、為替相場講演会に多数、登壇している。著書に『米中金融戦争─香港情勢と通貨覇権争いの行方』(扶桑社/ 2020 年)『ウクライナ侵攻後の世界経済─インフレと金融マーケットの行方』(扶桑社/ 2022 年)。
uehara.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」や、ニッポン放送『辛坊治郎 ズーム そこまで言うか!』でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
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