この番組は、TEAMハロンズ黒川が本日の注目材料を3分でわかりやすく解説する番組です。
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。
ドル、DIPS形成か サービス分野の価格動向に注視-米国1月卸売物価指数(PPI)
動画要旨
米国1月卸売物価指数(PPI)
2月16日、22時30分に米国の1月卸売物価指数(生産者物価指数)、PPIが発表されます。
米労働省が発表する1月PPIは、国内で販売する商品やサービスの価格を生産者側から測定する指標です。ここでの価格動向は何れかの時点で消費者側に反映される可能性が高いため、物価の先行指標として注目されます。また、製造段階別に原材料、中間財、最終財など項目は多岐に分かれますが、消費者物価指数への影響を考えると、最終財の価格動向がもっとも注目されます。
米国1月卸売物価指数を見る上でのポイントは3つ
1つ目は、12月のPPIは、総合が前月比-0.4%と、昨年7月以来の大幅な低下となり、インフレピークアウト観測を高めました。エネルギー・食品の低下がヘッドライン押し下げに寄与しました。
2つ目は、米国エネルギー情報局が集計する平均レギュラーガソリン価格は、1月に12.9%上昇するなど、エネルギー関連の価格上昇は避けられそうにありません。また、14日の消費者物価指数の上昇を踏まえると、PPIも前月から大きくリバウンドしそうな雰囲気です。
3つ目は、パウエルFRB議長はインフレを巡り、住居費を除くサービス価格の上昇が続いている点を警戒していると述べています。直接的ではありませんが、PPIのサービスの価格の動向には注意が必要です。
ドル/円の反応
米国1月卸売物価指数(PPI)
TEAMハロンズとしては、人件費の増加、ガソリン価格上昇、食品価格の上昇など気がかりな部分はあるものの、財の価格低下がそうした部分を相殺するとの思いから、指標発表直後の反応は下向きになるのではないかと考えています。
ただ、先ほども述べましたがサービス分野のインフレ動向次第では、FRBのタカ派への意識が高まり、ドルが押し目を作る可能性もあります。
3分早わかり過去の結果
※過去10回分を表示、更新日2023年2月15日
※この文章は情報提供を目的としており、見通しはあくまでも個人的な見解に基づいたもので、結果を保証するものではありません。投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。
LIVE配信のご案内
平日21:00よりTEAMハロンズLIVE番組【実践リアルトレード】を配信しています。テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せしています。チャットでお受けしたご質問もお答えします。お時間がありましたら、ぜひご参加ください!!
最新LIVE配信ページや過去動画はコチラからご覧いただけます。
円卓で有名だった旧・上田ハーローの元ディーラー・ストラテジスト・アナリストの所属のチーム。マネ育chに「3分テクニカル分析」(動画)、週刊為替レポート「ハロンズ」、米雇用統計レポート「米国雇用統計の予想と戦略」等執筆。X(Twitter)アカウントTEAMハロンズ(@TeamHallons)では、マーケット雑感、経済指標のヘッドラインを呟いている。平日21:00からはLIVE番組【実践リアルトレード】も担当し、テクニカル分析の解説やリアル口座を使ったトレードをお見せするなど、FX個人投資家の皆様のお取引に有効な情報を日々、配信している。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。