読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

日銀は期待を裏切るゼロ回答! ドル円クロス円は急騰へ【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

f:id:gaitamesk:20190819120311p:plain

個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2023年1月18日13時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

日銀は市場予想通り政策変更なしでしたが、これは日本国内の市場予想であって、海外勢はこぞって政策変更予想を出しておりました。
結果的には11時40分に日銀金融政策決定会合の内容が発表されまして、金融引き締めに関しては全くのゼロ回答でした。

この11時40分に発表されたということはすでにシナリオが決まっており、徹底的にやる気がない姿勢を見せつける現れなのかな、と個人的には考えました。
これから夕方に黒田日銀総裁の会見がありますが、次回の金融政策決定会合で、政策変更への期待度を探る展開となりますが、黒田総裁の顔色を伺いながらトレードしていくことになりそうです。

目次

▼ドル/円、直近の戻りの目処を模索!
▼日足レベルの反発の目処は!?
▼クロス円も全面高だが、豪ドル/円が妙味!?

ドル/円、直近の戻りの目処を模索!

USD/JPY 4時間足
出所:TradingView


ドル/円4時間足です。
大陽線を出現中でして、まだまだ伸びていくでしょう。筆者もドル/円クロス円を指標発表数分後に買いポジションをいくつか作りました。
第一ターゲットは半値戻しの131円付近ですが、執筆中にもつけそうな勢いです。
次の戻りの目処は131.90付近の61.8%戻しでしょうか。
4時間足全体的にチャートを眺めておりますが、RCIは4本とも全て上方向です。
これはボトムアウトの兆しのようにも見えます。
買っていけそうです。

日足レベルの反発の目処は!?

USD/JPY 日足
出所:TradingView

ドル/円日足に切り替えます。
152円手前から127.20円まで下落しました。
約25円の下落調整が入ったわけですが、おそらくもう下落調整十分でしょう。
今度は逆に幾分か反発調整を見る必要が出てきそうです。
大幅反発により、50%調整をするならば、139.50円付近が日足のターゲットとなるかもしれません。
こちらはレジサポラインが引けそうな水準が近く、よいターゲットとなるのではないでしょうか。
また、前回12月20日の日銀会合の時は137円台からの下落となりました。
そのように考えますと、今回の下落は本日に至るまで期待の下落だったため、その分を大きく帳消しすることになるでしょう。
織り込み済みと期待での織り込みがあり過ぎましたので、12月20日の高値から直近安値をフィボナッチで引いてみたところ、半値戻しは132.50円となりました。
よって、記者会見でも発表内容に沿った内容で終えるならば、この水準までは今週後半中に戻しにいきそうです。
ドル/円は調整反発相場が数日続くという見立てで本日は発信させていただきます。

クロス円も全面高だが、豪ドル/円が妙味!?

AUD/JPY 日足
出所:TradingView

豪ドル/円日足です。
11月のCPIが上振れたことにより、オセアニアエリアではインフレ率の高止まりが懸念されます。
最もコモディティ価格の上昇により好景気の恩恵を受けていたのはオーストラリアです。
よって、欧米と比較してインフレ率が上昇するものの、オーストラリアのGDPは昨年9月までの3四半期連続で大幅プラス成長となっております。
第4四半期は3月上旬に発表予定ですが、こちらもプラスで推移し、年間成長率は大きなものとなりそうです。
よって、良いインフレ経済となっておりますので、ポジティブな利上げが期待できます。
中長期を見据えて、そして今回の日銀の姿勢を加味した上で豪ドル/円のロングを中長期で作る価値があるように感じます。
チャート日足分析に戻りますが、並行チャネルレンジを下抜けてから底堅く推移しました。
想定では、今週後半にも91.80円のレジスタンスに一度トライし、最終的には抜けてくるイメージを持っております。
中期的には95円方向を見据えたスイングトレードでポジションをキープしていきたいと思います。RCIも同じく全て上方向に向いております。
特にRCI26(水色)とRCI52(オレンジ)の位置関係がよく、RCI26が0.00ライン突破のタイミングとRCI52が-80ライン突破するタイミング重なる場合は、上昇トレンドが加速しやすい傾向あります。
黒田総裁の記者会見次第なところもありますが、日銀の発表と相違がなければ、再びドル/円クロス円は上昇トレンドに回帰すると予想します。
年始は大幅下落相場が続きましたが、ここからは反転相場と見据えてマーケットを見つめていく予定です。

【PR】15:25~日銀総裁会見LIVE

【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

f:id:gaitamesk:20191224173146p:plain
「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

f:id:gaitamesk:20191224173226p:plain

「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

f:id:gaitamesk:20191224173242p:plain

「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


「外為注文情報」はこちら

 
ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。