ドル安強まる中で、対中南米通貨でもドル売り=メキシコペソ
先週末の海外市場はドル円が127円台半ば割れを付けるなど、ドル安が広がる展開となった。木曜日の米CPIを受けて市場は次回FOMCで利上げ幅が0.25%に再縮小されるとの見方を強めており、ドル安となっている。
中国での原油輸入拡大などが見られ、NY原油が上昇したことも、コロンビアペソやメキシコペソの買いを誘う形でドル安中南米通貨高となった。
ドルメキシコペソは中南米市場朝方の1ドル=18.90ペソ台から18.73ペソ台までドル安ペソ高。
対円では円高の勢いが勝り、一時6円77銭前後まで下落したが、中南米午後はペソ高に押され6円82銭前後まで買い戻された。
（配信：みんかぶFx 2023/1/16（月） 7:00）
ドル人民元は6.70割れ、昨年7月以来=中国人民元
ドル人民元は節目の6.70を割り込んで売りが出ている。先週末の市場で元高が進み、中国市場朝方の6.74近くから6.70台前半まで一時下落。その後はいったん6.72台後半まで上昇したが、元高の勢いが強く、6.70台に落として週の取引を終えていた。週明けも元高傾向が強まる中、節目の6.70を割り込み、昨年7月以来の6.69台を付けた。安値は6.5959前後。
対円では円高と元高が交錯。先週末はドル円が127円台半ばを割り込む中で19円ちょうどに迫った。週明けは19.05前後での推移。
USDCNY 6.6976 CNYJPY 19.062
（配信：みんかぶFx 2023/1/16（月） 10:35）
クローナ高傾向継続=スウェーデンクローナ
13日のスウェーデン消費者物価指数は予想を超える伸びとなった。中銀が重視する住宅ローンを除くコア（CPIF)は前年比10%を超える上昇となっている。この結果を受けていったんドル安クローナ高となった後、12日安値前後で下値が支えられたことでいったん買い戻しが入ったが、NY午後から週明け東京市場にかけてドル売りクローナ買いが強まり、10.33台を付けている。
対円では円高の勢いが強く先週末に12円25銭割れ。その後少し戻し、週明けは12円30銭前半での推移。
SEKJPY 12.330
（配信：みんかぶFx 2023/1/16（月） 14:56）
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