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ドル円7ヶ月ぶりの127円台 日銀の緩和策修正への警戒続く

ドル円127円台 昨年5月末以来およそ7ヶ月ぶりの安値

13日のドル円は、12日からの円買いの流れが止まらず、深夜には一時127.44円前後まで下落して昨年5月末以来の安値を付けました。

ドル円相場は日銀が金融緩和策を修正するとの憶測が広がっていることから13日も円高ドル安が進み、午後から夜にかけて下げ幅を拡大しました。

同日は日本の長期金利が上昇して許容変動幅の上限である0.50%を超え、17時頃には日銀が16日に追加で長期国債買い入れを実施することを発表しましたが、ドル円はわずかに反発した後再び下落し、深夜には1ドル=127.44円前後を付けました。

ドル円、日銀の緩和策修正観測で円高基調続く 今週の日銀会合に注目

今週は金融政策決定会合が予定されており、日銀が金融緩和策をさらに修正するとの見方が広がっていることから、13日は円高ドル安が進んで、昨年5月末以来およそ7ヶ月ぶりに1ドル=127円台となりました。

日本の長期金利が上昇したことや、景気後退を背景にアメリカの利上げのペースが減速するとの観測が広がっていることも、ドル売り円買いの材料となりました。

本日はアメリカが祝日であり、ドル円関連の重要イベントも予定されていないことから大きな動きは出にくいことが予想されますが、日銀の緩和策修正を意識した円買いの動きは継続しており、今週17日から開かれる金融政策決定会合への注目が高まっています。

 
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