ドル円129円台まで下落後反発 週後半は円安ドル高に
今週のドル円は年末からの円高の流れを受けて130円台後半からスタートし、3日(火)には129円台半ばまで下落しましたが、週後半はアメリカの雇用関連の指標を受けて上昇し、一時134円台まで円安ドル高が進みました。
先月の日銀の会合を受けて金融緩和策の修正が意識される中、年末に日銀が物価見通しの上方修正を検討中と報道されました。これを受けてドル円相場では年末から年始にかけて円を買う動きが強まり、ドル円は3日(火)におよそ7ヶ月ぶりの安値となる129円台半ばまで下落しました。
その後130円台まで反発し、4日(水)は揉み合いが続きましたが、同日深夜からドルを買い戻す動きが強まりました。
さらに5日(木)夜に発表された米12月ADP雇用統計が予想上振れとなったことを受けて利上げの長期化が意識され、ドルを買う動きが加速して一時1ドル=134円台前半まで円安ドル高が進みました。
来週は米12月消費者物価指数(CPI)などの重要指標が発表される予定となっています。市場では長期化する利上げの影響でアメリカの景気が後退することへの警戒が強まっており、来週の米CPIは今年のアメリカ経済や金融政策の先行きを見極める上で重要なデータとして注目が集まりそうです。
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