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来週の為替予想(米ドル/円)「日×米の金融政策巡る思惑で見通し複雑」ハロンズ FX 2023/1/7

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執筆:外為どっとコム総合研究所 小野 直人

目次

執筆日時 2023年1月6日 17時30分

日×米の金融政策巡る思惑で見通し複雑

1月2日週のドル/円は買い戻し優勢も荒っぽい展開

日銀によるイールドカーブコントロール(YCC)政策の調整圧力が増す可能性との日経記事を受けて、米ドル/円は129.501円まで下げ幅を拡大しました。しかし、その後は、底堅い米国の雇用指標から6日の米雇用統計への期待が高まったほか、一部報道が「YCCの再修正急がず」と日銀複数関係者の話しとして伝えたことで、それまでの円ロングポジションを手仕舞う動きが活発化し、米ドル/円は134.410円までの戻りを試しました。(各レート水準は執筆時点のもの)

※相場動向については、外為どっとコム総研のTEAMハロンズが配信している番組でも解説しています。

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外為どっとコム総合研究所のTEAMハロンズ(@TeamHallons) が、平日21時より配信するFXライブ番組

FX ライブ配信、12月FOMC議事要旨:市場の誤解懸念、タカ派FRB vs ハト派解釈する市場 (2023年1月5日)- YouTube

政策巡る思惑が交錯

足もとの米ドル/円相場は、日米の金融政策を巡る思惑が交錯して上下に値幅が出やすい格好になっています。来週も1/10(火)  スウェーデンで行われるシンポジウムにパウエル米FRB議長、ベイリー英中銀総裁らが参加 、1/12(木)の米12月消費者物価指数(CPI)のほか、次期日銀総裁人事を巡る観測報道など、日米の金融政策の強弱に米ドル/円は振幅しそうです。ただ、これまでは米金融政策が話題の中心でしたが、これに日銀が加わり選択肢が増えたため見通しが複雑になっていますので注意が必要です。

今回の米CPIは、前年比では11月の7.1%から6.6%へ鈍化が見込まれ、インフレピークアウト観測をさらに高めれば米ドルに対する下向きのプレッシャーになります。しかし、予想に反してインフレ高止まりを示唆する結果となれば、米国の年後半の利下げ期待が後退して米ドル買い戻しが強まるでしょう。かたや日銀を巡っても、「YCCの再修正急がず」との関係者発言で円高バイアスが緩和しているものの、次期総裁に誰が就任するかによってはYCCの修正期待が再び強まることも想定され、昨年のような円安一辺倒の動きへこのまま回帰するとも考えづらいです。

米ドル/円、週足一目均衡表が支えだが

米ドル/円は週足一目均衡表の雲上が支えとなって、下値を切り上げる格好になっています。週足の雲はしばらく上昇基調ですので、米ドル円は昨年10月以降の下落の調整が続きそうな雰囲気です。もっとも、短期移動平均線に続き中長期の100日移動平均線までも低下に転じたことで、上値の重さは増しています。昨年12月28日高値134.499円を超えれば、200日線が推移する136円半ばまでの戻りは期待できそうですが、さらに上方向へ向かうにはまだ力不足のように見受けられます。一方で、134円半ばで上値を抑えられた場合、132.00円付近の日足一目均衡表の転換線付近までの反落はありそうです。

【米ドル/円チャート 日足】

USDJPYチャート

出所:外為どっとコム「外貨ネクストネオ」
予想レンジ:
USD/JPY:132.500-136.500

1/9 週のイベント:

1/10(火) 8:30 日本 12月東京都区部消費者物価指数(CPI、生鮮食料品除く)
1/10(火) 18:30 スウェーデンで行われるシンポジウムにパウエル米FRB議長、ベイリー英中銀総裁らが参加
1/10(火) 24:00 米国 11月卸売売上高
1/11(水) - 日本 30年債入札
1/11(水) 27:00 米国 米10年債入札
1/12(木) 8:50 日本 11月国際収支
1/12(木) 14:00 日本 12月景気ウオッチャー調査
1/12(木) 21:30 米国 ハーカー米フィラデルフィア連銀総裁、講演
1/12(木) 22:30 米国 12月消費者物価指数(CPI)
1/12(木) 22:30 米国 新規失業保険申請件数
1/12(木) 25:30 米国 ブラード米セントルイス連銀総裁、講演
1/13(金) - 日米首脳会談
1/13(金) - 日本 5年債入札
1/13(金) 8:50 日本 対外対内証券売買契約等の状況
1/13(金) 24:00米国 1月ミシガン大学消費者態度指数・速報値

一言コメント

外為どっとコム総合研究所のTEAMハロンズ(@TeamHallons) が平日毎日21時よりライブ配信しています。番組では、注目材料の紹介、テクニカル分析でエントリーポイントや利食い・損切りポイントを解説し、実際にリアルトレードも行っています。ご興味のある方は、一度、こちらにアクセスしてみてください。

 
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