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ドル/円まさかの130円台に一時突入!!次の狙い目はNZD/JPYか?高金利通貨ほど要注意!【ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー】

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個人投資家として活躍するひろぴー氏が、独自の最新マーケット分析を毎週公開します。現在のFXマーケットを取り巻く情報の整理をする際、また短期間の FXトレード戦略を考える際に、お役立てください。

作成日時:2022年12月21日14時
執筆:CXRエンジニアリング株式会社 代表取締役 ひろぴー

みなさんもすでにご存知、日銀は長期国債のYCC(イールドカーブコントロール)のバンド幅を±0.25%→±0.50%に幅を広めました。
これは2016年当時、なかなかインフレにならない日本の現状に嫌気が差して、日銀が世界初の長期金利コントロールを実践した、世界的に見ても稀有な出来事でした。
当然、当時も国内外から『そんなことは出来っこない!』と批判を浴びてきましたが、実に7年近くもコントロールに成功しているのが日銀です。
そもそも流動量が多いのですが、ほとんどが日銀と国内企業が持っていることで、事実上価格操作が容易であることがポイントです。
元々インフレ到達を目的としたものでしたので、今年のマーケットとは相反する政策でもあります。
長期金利の上昇を多少許容しないと、逆にインフレが収まらないため、日銀は苦肉の策だったように思えます。
昨日の黒田総裁の会見にて、記者からの質問では、「『YCCのバンド幅拡大は事実上政策金利引き上げになる』と以前、黒田総裁はおっしゃってましたよね?」と耳が痛い質問をされておりました。

嫌な顔を見せながらも、頑なに黒田総裁は金融引き締め行為ではないと持論を展開しておりましたが、さすがに無理があったかと思います。

ただ今回の政策変更は大きく円高方向へ動いたこともあり、金曜日に発表されるCPIはこれで今年最大値になるかもしれせんが、そこがピークになる可能性が出てきました。
海外勢はこぞって、円買いの推奨を始めておりますし、日本の長期国債の金利が+0.50%に張り付き、且つこれからリセッションが本格化し、外貨の目減りを予想するならば、国内のファンドマネージャーも何割かは本国に資本を帰還させるようになるでしょう。

このキャピタルフライトは大きく日本円を上昇させるポテンシャルがあります。
筆者も長期ドル建て資産を結構持っているのですが、昨日で何か大きく損をした気分です(笑)
ドル/円はショートで利益を得たものの、歯がゆい展開となりました。
ただ、国内の運用担当者もきっと同じ気分でしょう。やはりこの衝動は、もう少し円に戻しておくか?という心理になります。
もう一段安ぐらいはありそうです。

目次

▼ドル/円4時間足、戻りは限定的か?
▼高金利通貨の下落には要注意

ドル/円4時間足、戻りは限定的か?

USD/JPY 4時間足
出所:TradingView

ドル/円4時間足です。
筆者はドル/円のショートトレード中心に今月は回しておりまして、今回の急落もラッキーではありましたが、利食いをほとんどせず、130円手前で確定することができました。
先日、外為どっとコムさんの動画出演時も12月はドル/円は売りトレード中心とお話をさせて頂きましたが、正直、これは予想外のラッキーです。

予想通りぴったりに終わることはないので、この相場はおそらくオーバーシュートするケースだと考えます。
レジスタンスラインは133.65付近になりますので、上値は戻ってこの辺りでしょうか?
前述した通り、大きなマネー(中長期の大口ポジション)の円転が始まると思いますので、来週以降から本格的に動き出すように思えます。(長期ポジションは即時判断がなされないので、少し時間がかかります。社内の方針も固める時間があるため。)
多少時差をおいて動いてくるのではないでしょうか。
海外勢がクリスマス休暇に来週から入りますので、来週は日本市場がメインとなります。
東京時間によく動く相場になるのではないでしょうか。
そしてそれは来年に向けたポジション取りに発展していくと思われます。

高金利通貨の下落には要注意

NZD/JPY 4時間足
出所:TradingView

こういった長期ポジションが大きく動く時に決まってパフォーマンスが悪いのが高金利通貨です。
主要先進国通貨で最も売られそうなのがNZDと個人的には判断しております
NZD/JPYも日銀より前からショートポジションを持っているのですが、さらに強気で売り増しを始めております。
どちらかというと、ドル/円よりもNZD/JPYのほうに妙味があるようにも思えます。
11月にRBNZは政策金利を引き上げて4.25%としました。
そして来年第1四半期の見通しとして、政策金利は5.5%を目標に掲げておりましたが、2月に+0.75%、3月に+0.5%引き上げを織り込みにいったのでしょう。

しかしながら、各国のインフレ率の低下や金利の低下を見ていると、もはやそのようにもならないと感じます。
RBNZは今月、来月とありませんので、2月ごろにはこれまた大きく景色が変わっているかもしれません。
世界経済の失速と同時、高金利通貨は本当によく売られますので、NZD/JPYの売りを個人的には推奨したいと思います。
戻り売りは単純ですが、レジサポラインの84円手前からでしょう。
個人的にもさらに売り増しを検討しており、このレジサポラインは大きな候補の一つです。
ドル/円も下落目線ですが、クロス円の中で最も下落率が狙える通貨ペアの一つとしてNZD/JPYも候補に上げさせていただきます。

【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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