豪ドル/円 今日の見通し「黒田ショックが豪ドル/円を直撃!この先は売り場探し?」2022/12/21

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・原油価格は小幅続伸。米政府が今年大量に放出した戦略石油備蓄の補充を開始する見通しであることが支えとなった。1バレル=76ドル台まで上昇(12月20日)。

・豪11月雇用統計で、雇用者数は6.4万人増加して市場予想(1.9万人増)を大幅に上回った。失業率は3.4%で前月と変わらず。また、労働参加率は66.8%となった(12月15日)。

・12月6日に豪準備銀行(RBA)は金融政策決定会合を開催。市場予想通りとなる0.25%の利上げを実施し、政策金利を3.10%とした。今後の利上げペースに関してはデータ次第とした。

・11月16日に発表された豪7-9月期賃金指数は前年比+3.1%と予想の+3.0%を上回り、4-6月期の+2.6%から伸びが加速した。

・RBAは12月のRBA理事会議事要旨を公表。今年5月の利上げ開始以来初めて、金利据え置きが選択肢に入った。

今日のメインシナリオ

黒田ショックが豪ドル/円を直撃!この先は売り場探し?

昨日、日銀がイールドカーブコントロール(YCC)の下での長期金利の許容変動幅拡大を発表した。日銀、黒田総裁は否定しているが、これは事実上の金融引き締めと市場は受け止めた。この影響から政策変更後は日本円の全面高となっている。

本日は、この日銀の政策変更の余波による日本の長期金利上昇が円高材料となる。一方で、昨日円高が大幅に進行した調整が持ち込まれる可能性も排除できない(円安材料)。
豪ドル独自の材料を見ると、豪州と交易関係の強い中国で新型コロナの感染が爆発的に増加していることが懸念材料となる。そのため、豪ドル/円は下がりやすい状況と見ている。

個別の想定シナリオ

■日銀が事実上の金融引き締めを実施
⇒円買い圧力が強まりやすい
⇒豪ドル/円は売り場探し

チャート分析

今後の注目材料

世界的な株価動向 
日銀の金融政策変更余波

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り空に太陽が覗き、豪ドル/米ドルは晴れ。8時に豪ドル/米ドルのRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
 

nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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