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FX/為替予想「ドル/円135円超えても売りに押されず、次のターゲットは136.30円付近か?」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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ドル/円が135円での定着感が出てきました。
今週に入ってから利上げ観測がさらに前倒し、一部の報道機関によれば、今回の利上げは0.75%になるのではという予想が突如出てきたように思えます。

地ならしでしょうか?0.75%の利上げの可能性が報道され、今夜のFOMCは0.50%の利上げ、株式上昇を狙ったサウンディングのようにも感じます。
よくやる手ですが、個人的にはこのスキームに飽き飽きしているので、1−2時間ぐらいは株式市場が上昇するかもしれませんが、その後下落に再度転じるかもしれません。
先週金曜日のCPIは+8.6%(前年同月比)だったわけですが、FRBからしたらショッキングな数字だったのかもしれません。

目次

▼利上げをさらに理由を急ぐ理由は何か?
▼ドル円月足チャートおさらい
▼並行チャネル下限から

利上げをさらに理由を急ぐ理由は何か?

米30年モーゲージ債

 

こちらは米国の30年モーゲージ債です。
金利が急騰しており、5.23%という数字が出ております。こちらは先月までの数字なのですが、デイリーベースで見てみましたら、なんと、金利はすでに6.23%を超えてきたそうです。

出所:
https://www.cnbc.com/2022/06/14/30-year-mortgage-rate-surges-to-6point28percent-up-from-5point5percent-just-a-week-ago.html

先週のCPIの影響を受けて、月曜日から急騰を始めておりました。
6%は非常に危険水準です。リーマンショック前も7%に到達すればバブルが弾けるだろうという一部の意見があったのですが、結局その通りとなりました。
住宅ローン返済額が現実的な数字ではなくなってきますと、返済が滞り、米国民の資金繰り悪化となります。
住宅価格や市場を冷やすために、やはり政策金利引き上げが急務ではあるのですが、政策金利引き上げは金利上昇をさらに加速させてしまう、まさに板挟み状態です。

しかしながら、政策金利を引き上げないとインフレをひとまず抑え込めませんから、より住宅金利の急騰を少しでも一時的にするためには、やはり金融引き締めを急ぐ必要があるのでしょう。
よって、金利引き上げ0.75%の噂を市場に流し、反応を見たのかもしれません。FRBの焦りが見え隠れしてきたように感じます。

ドル/円月足チャートおさらい

長期月足チャート

ドル/円の超長期月足チャートです。
2002年の高値であった135.16円を抜けてきております。直近の高値は135.59円付近でした。
先日から135円にあっさり乗せては少し反落し、即戻ってきたりなど、135円台での定着感が出てきております。
次の高値は1998年につけた147.65円です。
その後の高値は1990年につけた160.16円となります。
月足ベースでは、つぎの大きなレジスタンスまでは147円まで意識する必要がなくなってきます。
つまり140円と145円のオプションが絡むポイントだけに絞ってトレードしていけば良さそうです。4時間足でエントリータイミングを探していきましょう。

並行チャネル下限から

USD/JPY 4時間足

こちらはドル/円4時間足チャートです。すでに目が慣れてきているので、FOMC後からももう一段高がありそうに思えます。
日本からの口先介入が何度もありますから、今後の上昇は緩慢なものになると感じます。
136円台に乗せて、再び134円台に戻ってと並行チャネル内で推移をしながら上昇を続けていくイメージを持っております。

押し目買いを狙うのであれば、下限ラインの134円台前半からでしょうか。
仮にFOMCで上方向に抜けてしまった場合は、追いかけず、持っているポジションを手仕舞っていく予定です。
その場合のターゲットですが、フィボナッチ・エクステンションでターゲットが一つありました。

USD/JPY 4時間足

同じくドル/円4時間足なのですが、先日の131円台から126円台の調整を軸にエクステンションを計算したところ、136.30円台に200%ラインが存在しております。
いかにも、136円越えでストップをつけて反落するパターンをイメージしやすいプライスではないでしょうか。
この付近を直近のターゲットに意識しておきたいと思います。
今晩がFOMC、そして金曜日が日銀と黒田総裁記者会見と続きます。ドル円が大きく突き抜けすぎることはないと判断し、抜けたところで利食いを入れていこうと考えております。
ご参考まで。

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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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