FX/為替予想「豪ドル/円、RBAの0.50%利上げ予想が高まるが米利上げの方が大きそうで太刀打ちできず」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/6/15

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
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目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・6月7日のRBA理事会で政策金利を市場予想(0.25%~0.40%)を上回る0.50%の利上げを実施。今後も大幅利上げの可能性がある。

・4月27日発表の豪2022年1‐3月期 消費者物価指数(CPI)は前年比+3.7%(トリム平均)とRBAの目標レンジ(2~3%)を突破。市場の予想(+3.4%)を大きく上回る結果となった。

・2022年1‐3月期の豪賃金指数(前年比)は+2.4%と前期(+2.3%)を上回る。しかしRBAの目標とする3%には届かず(5月18日)。

・4月分の豪雇用者数は0.4万人増と予想の3.0万人増を下回る。ただ、失業率は市場最低の3.9%、雇用者数も正規雇用者数が大幅増加していたため、内容は悪くない(5月19日)。

・中国では、6月1日以降徐々に外出制限が解除されていたが、北京や上海で再び新型コロナの新規感染者が増えつつある。市場でもロックダウン再導入に対する警戒感が強まっている(6月13日)。

・WTI原油価格は、OPEC月報で産油量が減少したことが判明したことにより、一時1バレル=123ドル台まで上昇。その後、米国の大幅利上げ観測による米景気の減速懸念を見越した売りが入り、1バレル=118ドル台まで下落(6月14日)。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円、RBAの0.50%利上げ予想が高まるが米利上げの方が大きそうで太刀打ちできず

本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)を控えて、市場では米連邦準備制度理事会(FRB)による大幅利上げを急速に織り込む動きとなった。これにより米長期金利が上昇し、米ドルはほぼすべての主要通貨に対して全面高となった。
一方、豪州ではRBAのロウ総裁がインタビューで「RBAの政策は他の中央銀行と同じく後手に回っている」と語ったことにより、RBAが8月、9月にも0.50%の利上げを継続するとの思惑が強まっている通常であればRBAの利上げ幅拡大観測は豪ドル買い材料となるのだが、今回はFRBがさらに大幅な利上げを行う予想が強まっているために、米ドルの強さが豪ドルを上回ってしまい、豪ドル/円は上値を伸ばせない。少なくともFOMC発表まではこの流れが続きそうだ。

個別の想定シナリオ

■FRBの大幅利上げ観測
⇒米国市場を中心に世界的に株価下落
⇒リスクオフの米ドル買い
⇒豪ドル/米ドルが下落
⇒豪ドル/円は豪ドル/米ドルにつれて下落

チャート分析

今後の注目材料

米FOMC
米長期金利動向

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円、豪ドル/米ドルともに晴れ。8時に豪ドル/円の移動平均で買いシグナル、RSIでは売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

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  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー社へ入社。8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、Twitterを通してFX初心者向けの情報発信を担当している。
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