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FX/為替予想「豪ドル/円は米経済が悪化なら売り圧力強まる。本日発表の2つの米経済指標に注目」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/5/26

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

執筆:外為どっとコム総合研究所 中村 勉
Twitter:@gaitamesk_naka
日々、為替情報発信中!

目次

 

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・4月27日発表の豪2022年1‐3月期 CPIは前年比+3.7%(トリム平均)とRBAの目標レンジ(2~3%)を突破。市場の予想(同+3.4%)を大きく上回る結果となった。

・5月3日のRBA理事会で政策金利を市場予想(0.25%)を上回る0.35%へ利上げを実施。保有国債については満期償還させる方針を明らかにした。

・2022年1‐3月期の豪賃金指数(前年比)は+2.4%と前期(+2.3%)を上回る。しかしRBAの目標とする3%には届かず(5月18日)。

・4月分の豪雇用者数は0.4万人増と予想の3.0万人増を下回る。ただ、失業率は市場最低の3.9%、雇用者数も正規雇用者数が大幅増加していたため、内容は悪くない(5月19日)。

・5月21日に行われたオーストラリアの総選挙は労働党が勝利をおさめ、9年ぶりの政権交代となった。

・中国コロナ、6月中に経済正常化を目指す上海は、5月16日からは徐々に経済活動を再開している。一方で、北京では一部地域の封鎖が続いている。漢方薬で乾燥ミミズがコロナに効くとの記載もあるようだが果たして…?(5月25日)

・WTI原油価格は米国の学校が夏休みに入ったことで需要回復期待が強まる。一時1バレル=111ドル台まで上昇(5月25日)。

今日のメインシナリオ

豪ドル/円は米経済が悪化なら売り圧力強まる。本日発表の2つの米経済指標に注目

米国経済の減速懸念が強いことでリスク資産とされる豪ドルの上値が重い状況は続いている。
本日は豪経済指標では豪ドル相場に大きく影響を与えるものはないため、東京時間は日経平均を主とした株式市場の動きに追随することが予想される。欧米時間では、米国の1‐3月期国内総生産(GDP)と1‐3月期コア個人消費支出(PCE)に注目したい。両指標ともすでに速報値が公表されており、本日発表されるのは改定値となる。市場全体が経済減速に対して敏感になっているため、速報値よりも弱い結果(悪化)となると、米国経済の悪化懸念が強まり株価やリスク資産の豪ドルに売り圧力がかかりそうだ。

個別の想定シナリオ

■米国の経済指標の悪化
⇒米経済の悪化懸念
⇒米株価が下落
⇒豪ドルはリスクオフに強く反応する
⇒豪ドルに売り圧力

チャート分析

今後の注目材料

世界的な株価動向
米経済指標

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は曇り、豪ドル/米ドルは晴れ。8時に豪ドル/米ドルのMACDで買いシグナル、豪ドル/円のストキャスティクスとRSI、豪ドル/米ドルのRSIで売りシグナルが点灯。

【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 調査部 研究員
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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