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FX/為替「円ネットショート6週間ぶりに減少」【今週のIMMポジション】2022/4/25

シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読
み解きます。

執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 調査部長 神田卓也

目次

▼IMMポジション ドル/円
円ネットショート6週間ぶりに減少

▼IMMポジション ユーロ/ドル
ユーロネットロング減少

▼IMMポジション ポンド/ドル
ポンドネットショート7週連続増加

ドル/円

IMMポジション ドル/円

ポイント

【円ネットショート6週間ぶりに減少】
4月19日時点で円のポジションは、ドルに対して10.7万枚の売り越し(ネットショート)。
ロングが小幅に積み増され、ショートが僅かに取り崩されたことから、ネットショートは前週から0.5万枚減少。
期間中のドル/円相場は、米10年債利回りが2018年12月以来の2.94%台へと上昇する中で 129円台目前まで続伸。
20年ぶりの130円台を視界に捉えたことで、投機筋の円先安観はいくぶん後退したようだ。

ユーロ/ドル

IMMポジション ユーロ/ドル

ポイント

【ユーロネットロング減少】
4月19日時点でユーロのポジションは、ドルに対して3.1万枚の買い越し(ネットロング)。
ショートが積み増されたことから、ネットロングは前週から0.8万枚減少。
期間中のユーロ/ドル相場は、欧州中銀(ECB)理事会を受け、早期利上げ期待が後退したことなどから、一時1.075ドル台へと弱含んだ。
約1年ぶりの水準へと下落する中、投機筋はユーロ弱気の見通しを強めたようだ。

ポンド/ドル

IMMポジション ポンド/ドル

ポイント

【ポンドネットショート7週連続増加】
4月19日時点でポンドのポジションは、ドルに対して5.9万枚の売り越し(ネットショート)。
ショートが積み増されたことから、ネットショートは前週から0.6万枚増加。
期間中のポンド/ドル相場は、ドル主導の動きとなり1.3000ドルを挟んでもみ合う展開となった。
方向感のない相場展開が続く中ではあったが、英国のスタグフレーション(不況下の物価高)への懸念などから、ポンドの先安観が強まったようだ。


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IMMポジション


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kanda.jpg 株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役 調査部長 上席研究員
神田 卓也(かんだ・たくや)
1991年9月、4年半の証券会社勤務を経て株式会社メイタン・トラディションに入社。 為替(ドル/円スポットデスク)を皮切りに、資金(デポジット)、金利デリバティブ等、各種金融商品の国際取引仲介業務を担当。 その後、2009年7月に外為どっとコム総合研究所の創業に参画し、為替相場・市場の調査に携わる。2011年12月より現職。 現在、個人FX投資家に向けた為替情報の配信を主業務とする傍ら、相場動向などについて、経済番組専門放送局の日経CNBC「朝エクスプレス」や、ストックボイスTV「東京マーケットワイド」、ニッポン放送「飯田浩司のOK! Cozy up!」などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。WEB・新聞・雑誌等にコメントを発信。
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