先日、ブレイナードFRB理事が5月からでも、かなりの規模の資産縮小をする必要があると、金融引き締めに対して積極的な見方を示しました。この人はどちらかと言うと、引き締めに慎重な人だと言われていましたので、市場もやや驚いて反応しました。その後、前回のFOMCの議事録が出ましたが、0.5%利上げすべきだという意見が多かったなど、利上げに積極的な姿勢が分かりましたが、殆ど反応しませんでした。
これを見る限り、5月に0.5%利上げすることはほぼ織り込んでしまったということだと思います。だからと言って、円高方向に向かうとは思っていないのですが、少し揉み合い局面に入ってきたかもしれません。今のところ、新規の外貨投資もそれほど確認できません。徐々に出てくるということだと思います。細かい上げ下げが続くかもしませんので、振り回されないようにしましょう。
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