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ポンド/円 戻り高値更新の可能性が高いと読むが・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ポンド/円 戻り高値更新の可能性が高いと読むが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。水曜日と金曜日の陽線が圧倒的に売り方を蹴散らし、週間を通じた上下の値幅は4円を超える大きな値動きとなりました。ユーロ円と同様、ドル円以上に出遅れ感の強い形からの上伸だけに 2月10日の戻り高値まではまだ距離を残していますが、とは言え、ほぼ射程圏内に入れてきていると考えてよさそうです。
移動平均線は、短期と長期の上昇が目立つ形となっています。短期と中期、短期と長期の移動平均線が次々とゴールデンクロスを形成し 、実体線が3本の移動平均線の上側に位置していますので、どうしても売り方の買い戻しが先行する展開になってしまいます。ボリンジャーバンドの幅はやや縮まりましたがMACD線はゼロラインの上側へ顔を出してきており、チャートは明確に陽転したと考えてよさそうですね。
今週は、買い先行で臨まざるを得ない感じがします。実体線と移動平均線の関係を見ても、売りを選択する余地はチャート的にはなさそうです。勢いをつけて2月10日の戻り高値を一気に超えてくる展開が当然に予想されますので、値ごろ感からの戻り売りは大変危険と心得るべきでしょう。ただ、ボラティリティの高さには注意が必要、努めて買われている局面で買いポジションをとりたいところですね。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 強いようにしか見えないが、さて・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の流れを受け継ぎ週初から陽線で始まり、大きな下押しを見せることなく週末にかけて強い展開が続きました。特に金曜日は水曜日・木曜日の高値を越えて終値ベースで戻り高値を更新、先高感の非常に強い形状となっています。ボリンジャーバンドの幅も急激に広がりを見せていて、ボラティリティの高い展開が予想されるところです。
今週は、リスクをとるとすれば買い一択ということになりますが、少し慎重に見ていきたい感じがしますね。というのも、先々週からの上昇で売り方の大半が買い戻しを終えていて、より高いところを買わなければいけない人がどんどん減ってきているのではないかと思われるからです。ただし、下がれば下がったで買い志向の強まりを感じる展開が予想されます。安易なポジショニングを避け、損切りも早めに執行したい感じがしています。

■ ユーロ/円 過熱感なき上伸が続くか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。陽線の出現が続き、一気に131円台まで駆け上がる展開になってきました。ここまで V 字型に切り返してしまうと売り方の立つ瀬はなく、上がっても下がっても売り方が先に買い戻すしかないという、いわゆる買い回転が効いている状況に突入していると言えそうです。2月10日の戻り高値も既に射程圏内に捉えていると考えてよさそうです。
今週は、買い先行で臨みたい感じがしています。ドル円よりも下押しが深かっただけに出遅れ感の強いチャート形成になっていますが、それが逆に過熱感の高まりを抑える役割を果たしていると考えてよさそうです。ただ、陽線が6日も連続して出現しているということだけは認識しておく必要があるでしょう。高い値段を買い進む人がいなくなれば陽線の出現は止まるということです。安易な押し目買いはリスクが高いかもしれませんね。

■ オージー/円 あまり調子に乗っていると・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。他の対円の通貨ペアと異なり、月曜日に陰線が出現、火曜日に週間の安値を付けましたが、水曜日の陽線で先週の戻り高値を一気に更新、その後は週末にかけて売り方の買い戻しが相次ぐ展開となりました。実体線は既に昨年10月の戻り高値も越えていて、水準的には2018年1月以来ということになります。趨勢としては円安の流れと読み解くよりなさそうですね。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。チャートを見る限り買いを選択しない手はないわけですが、それはチャートと見ている全員にとって同じ状況ですし、高い所を買い進む人がいなければ、後は買った人が売るだけですので、ここからの上伸には繋がりにくいと思います。また、先週後半に長い陽線の出現が相次いでいて、ややバリューを見失っている印象も受けますので、中途半端に下押ししたところを買うと投げさせられる展開が待ち受けているのではないでしょうか。

■ ユーロ/ドル 戻りは着実に抑えられる展開を予想・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。下押しして1.09レベルを割り込んでくるようであれば売り参戦という目論見で週初を迎えましたが、月曜日・火曜日と出現した長い上ヒゲを水曜日の陽線で軽々とクリアされてしまい、下落トレンドへの回帰の夢は断たれてしまったようです。チャートが買いに転じたわけではないのですが、少し下がりにくくなったかもしれませんね。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。MACDのゴールデンクロスもあり、また、実体線が短期の移動平均線の上側に顔を出したこともあり、大きな下落を招く可能性は低くなったと考えます。ただ、上値の重さは考えるまでもなく、大きな陽線が出現して上値をどんどん追うような展開は望みにくいのではないでしょうか。上昇トレンドに入るにしても、まだ何度か下押しする必要があるような気がします。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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