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ユーロ/円 上値の異常な重さはいったい・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/円 上値の異常な重さはいったい・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。週央にかけて上値追いの場面も見られましたが、先々週の高値には遠く及ばず週末にかけて下値模索の動きとなりました。週間を通じて上下の幅は1円86銭ということで、そこそこ大きな動きにはなっているのですが、金曜日の長い上ヒゲの出現を見ても分かるように、明確なトレンドを伴った動きからは遠いという判断ができると思います。
移動平均線は、中期が上昇する一方で短期・長期が下落しました。実体線の居場所は短期の移動平均線の上側での滞空時間を長く保つことができず、先週末の終値ベースでも中期の移動平均線水準を下回ってしまいました。2月3日の大陽線が完全に否定されたわけではありませんが、下側のサポートは長期の移動平均線のみという状況で、買い方にとってやや不安な値動きとなっています。
今週は、リスクをとるとすれば売り先行で臨みたい感じがします。先週後半の上値の重さに加えて、MACDもデッドクロスを形成しており、買い方が戻り売りに転じた可能性を強く示唆するチャート指標の出現が相次いでいるからです。特に、先週木曜日の陰線に被さるような形で出現した先週金曜日の上ヒゲが買い方の不安を増長させる可能性が高いような気がします。安易な押し目買いは厳禁と言えるでしょう。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 若干下を見に行くかもだが・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅はわずかに1円8銭と小動きに終始、しかも、1日ごとに見てもそこそこ動いたのは木曜日に出現した陰線だけという状況で、全くトレンド性を伴う動きからは乖離していると言えそうです。ただ、四本値がいずれも前週末比で下落したこともあり、上値の重さがやや目立つ展開に入りつつあることは間違いがなさそうですね。
今週は、上値の重い展開から、やや下値を模索する状況と考えてよいような気がします。先週後半の動きで実体線が短期・中期の移動平均線を下回り、MACDもデッドクロスを形成していることから、容易に戻ると考えない方がよいような気がします。ただ、それはあくまで目先のチャート分析から得られる結果であって、大きな陽線が出現すれば買いを検討することも必要でしょう。動いた方へ付いていくスタンスを貫きたいところです。

■ ポンド/円 戻りは買ってはいけないと思うが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。金曜日に高値を付けたということで高く引けたのかと言うと決してそうではなく、金曜日は長い上ヒゲを伴って安く引けています。月曜日の長い下ヒゲを除けば、実は金曜日の上ヒゲがややイメージに深く残る印象を与えるチャート形成となっていますね。決して下値不安の大きな形状ではありませんが、買いか? と尋ねられると肯定もしにくいところです。
今週は、難しいところではありますが、売り買いどちら? という観点で言えば、やや売りポジションを持ちたい感じがしています。やはり、先週の後半、特に木曜日の取引価格帯を超えたところから売られて長い上ヒゲを形成したという点は、買い方の期待を大きく裏切るものと考えてよいのではないでしょうか。ここから下側には先週月曜日の長い下ヒゲ、また、中期・長期の移動平均線が待ち構えていますが、それ以上に戻り売り圧力の方が大きいような気がしています。

■ オージー/円 とりあえずニュートラルかな・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。先々週の終わりの流れを受け継ぎ週初は安く始まりましたが、月曜日・火曜日に出現した下ヒゲに支えられて上値追いの動きを見せるのかと思いきや、木曜日の陰線に続き金曜日は長い長い上ヒゲの出現となりました。木曜日の高値に「面合わせ」をしてからの下落だけに、買い方の失望感は小さくないものと考えられます。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。実体線が移動平均線から乖離する動きについては、とりあえず上側に関して先週否定されたように感じられますが、下側についても、中期・長期の移動平均線が待ち構えていて、一気に大きな下落を望むのは無理という感触を強く持ちします。ボリンジャーバンドの幅も一向に広がりを見せず、チャート的には売り買いを明確に示唆する指標は見当たらないと考えるべきかと思います。

■ ユーロ/ドル こんなに収束するものなのか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。先々週の終わりの流れを考えると、大きな下落に見舞われてもおかしくない週でしたが、月曜日の陰線はともかくとして、火曜日の陽線で実体線が中期・長期の移動平均線を下から上へ突っ切り、危うく難を逃れた形になっています。その後、週末にかけて下値追いの動きが新たに見られ、週末に再度実体線が3本の移動平均線を(今度は)上から下に突っ切った形になっています。
今週は、様子を見るよりないような気がします。これだけ実体線と3本の移動平均線が収束を見せる機会というのは一年を通じてもそんなにあるものではありません。MACDがデッドクロスを形成していますが、だからといって売りというわけでもないでしょう。あえて言うのであれば、先週の安値を切ってくるようであれば打診売りのチャンス到来という感じはしますが、それとて何事もなく戻してしまう可能性も想定しておく必要があるような気がします。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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