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FX/為替予想「ウクライナ情勢を巡る緊張と緩和。現時点では豪ドルは買いづらい…」短期トレード 即効チャージ!豪ドル 2022/2/15

2月17日号はコチラ

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豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。

目次 

▼今日の豪ドル トレードシナリオ

▼「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

▼豪ドル ちょい足し情報

今日の豪ドル トレードシナリオ

ここまでの相場

・豪2021年第4四半期 消費者物価指数(CPI)は前年比+2.6%(トリム平均)と豪中銀(RBA)の目標レンジ(2~3%)の中央値を突破。

・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている(現状2.2%)。次回発表は2月23日。

・2月14日の豪州での新型コロナ新規感染者数は約19,680人。2021年12月29日以来の2万人割れ。

・12月分豪雇用者数は6.48万人増と歴史的な増加を見せた11月分からは減少したものの、堅調な結果。失業率は4.2%と2008年8月以来13年ぶりの低水準。

・ウクライナ情勢は「2月16日ロシアのウクライナ侵攻開始」の噂。欧米中心に警戒感が強まっている。

・2月1日のRBA理事会で量的緩和を2月10日を最後に終了、近い将来の利上げは示唆せず。

・WTI原油価格はイランの市場復帰への期待もあり、上値が抑えられる


・あと2回四半期CPIを見てインフレ高進の持続を確認したい(ロウRBA総裁 2月11日の議会経済委員会での発言)。

今日のメインシナリオ

ウクライナ情勢を巡る緊張と緩和。現時点では豪ドルは買いづらい…

現時点での市場の注目はウクライナ情勢。昨日もこのウクライナ情勢の緊張と緩和が為替相場全体に大きな影響を与えた。このリスク警戒感は引き続き相場に影響を与え米ドルや日本円が買われやすい状況が続くため、豪ドルは対円、対米ドルでともに上値は限定的となりそう。ウクライナ情勢の平和的な解決(ロシア軍の撤退)などが見られなければこの流れは当分続きそうだ。本日公表される2月1日のRBA金融政策会合の議事要旨で、市場が想定している以上にRBAがタカ派に転じていれば、発表直後は豪ドル買い材料となりそうだが、ウクライナ情勢への不透明感が残るため上がれば売り場探しとなりそう。しかし、RBA金融政策会合以降のロウ総裁のハト派的な発言を見る限り、RBAがタカ派に転じているとは想像しがたい

個別の想定シナリオ

■ウクライナ情勢への警戒感
⇒リスク回避につながる材料に反応しやすい
⇒米ドル、日本円が買われやすい
⇒豪ドル/円は下げやすい

■RBA議事要旨で予想外のタカ派転
⇒豪ドルは一旦は買われる
⇒リスク警戒感が強いため、豪ドルの上値は限定的
⇒豪ドル/円の上値は重い

チャート分析

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注目材料

ウクライナ情勢
米株価動向
RBA金融政策会合議事要旨・公表

「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」

外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」では豪ドル/円は雨、豪ドル/米ドル晴れとなっている。豪ドル/円のストキャスティクスは5時に売りシグナル点灯。

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【情報提供:外為どっとコム】

<「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」 詳細はこちら>

  • ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(パソコン版)/(スマホ版)では「取引分析」 を選択することで、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況をチャート上に表示が可能です(「外為注文情報」)。
  • ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。

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豪ドル ちょい足し情報

オーストラリアの1日の新型コロナ新規感染者数が2021年12月29日以来の2万人割れとなりました。オーストラリアの新規感染者数は1月14日に約15.5万人とピークを付けた後10万人割れまでは早かったものの、その後はじわじわと減少しています。日本も全く同じ傾向になるかはわかりませんが、感染拡大より減少の方がスピードが遅いので「ピークを付けた」としても当面は警戒が必要ですね。

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