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FX「米国雇用統計のふりかえり 2022年1月号」By 外為どっとコム総研

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執筆日時:2022年1月11日13時00分
執筆者:株式会社外為どっとコム総合研究所 小野 直人

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※チャート:ドル/円-15分足 外為どっとコム「ネオチャート

米雇用統計のふりかえり

7日、米労働省が発表した12月の非農業部門雇用者数(NFP)は市場予想40.0万人増の約半分となる19.9万人増。11月の24.9万人増(21.0万人増から修正)を下回り、2020年12月以降、最低水準を塗り替え雇用の伸び鈍化を示唆する結果とました。ただ、失業率は3.9%へ改善したほか、時間給は前月比0.6%増と大きな伸びを示すなど、全体的には米金融当局のタカ派的傾向を正当化する内容でした。市場では早ければ3月にも利上げに踏み切るとの見方や、ひょっとしたら3月の利上げ幅が0.25%ではなく、0.5%になるのではとの声も聞かれました。

結果を受けた為替市場の反応は想定外の展開に。結果公表直後は、NFPの弱さに反応して115.80円付近を振幅していたドル/円は115.60円台まで低下。その後、直ちに時給の伸びや失業率改善が見直され115.92円近辺まで切り返しましたが戻りは限定的で、買い一巡後は緩やかに115.50円台まで上値を切り下げる格好になりました。また、株式市場は米金融政策の正常化が想定より速いペースで進むとの見方から、ハイテク株中心に下落。もっとも、企業決算への期待感から押し目では景気敏感株か買い拾われ、ダウ工業株30種平均は一時プラスサイドへ戻す場面もありました。ダウ工業株30種平均の終値は前日比4.81ドル安い36231.66ドルでその週の取引を終えました。かたや、金利は上昇。長期金利は5日続伸となり1.76%へ上げました。

 

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