ポンドのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日のポンド トレードシナリオ
ここまでの相場
・北アイルランド議定書を巡る不透明感は潜在的リスクとして残っている。
・英国内では1月4日の新型コロナ新規感染者数が21万人を突破も、オミクロン株の病原性はこれまでの変異株と比べると「明らかに穏やか」で追加抑制策導入の必要なし。(ジョンソン首相)
・2021年12月16日BOEは市場予想に反して0.15%の利上げ。次回会合は2月3日。
・ウクライナ情勢への地政学リスク懸念(若干後退)。
・オミクロン株警戒感の後退も、一時的に労働力逼迫の可能性。
・ジョンソン首相、オミクロン株の流行を都市封鎖なしに乗り越える計画を発表。
今日のメインシナリオ
調整警戒も英金利先高観からポンドは上昇基調
英国では都市封鎖なしにオミクロン株の流行を乗り越える計画が発表されたことで英経済が立ち止まることなく回復を継続するとの思惑が強まっている。BOEは2021年12月16日に0.15%の利上げを実施したが、市場は既に3月と5月に1回ずつの追加利上げを見込んでいるため、低金利政策を継続する日本はもとより、対米ドルでも利上げを先行させることとなるため、ポンドに買いが集まりやすい地合いが続く。一気に値を上げた反動でスピード調整が入る可能性はあるので要注意。個別の想定シナリオ
■英国の利上げが米国に先行するとの思惑
⇒ポンド米ドルは買われやすい
⇒ドル円も日米金利差から下値は限定的
⇒ポンド円は上昇
■昨日急ピッチで上昇したため、スピード調整
⇒米ドルと円の買い戻し
⇒ポンドは対米ドル、対円で売られる
⇒調整のため売り一服後は再びポンド買い基調に
チャート分析
注目材料
米ADP雇用統計
米FOMC議事要旨
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」ではポンド/円は売り示唆が多く、ポンド/ドルはどっちつかずとなった。日付が5日に変わってからは、売り示唆が多い。
【情報提供:外為どっとコム】
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- ※ 「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」とは、選択した通貨ペア・足種に対して、複数のテクニカル分析を行った結果をパネル形式で一覧表示することにより、直感的に相場状況を把握することができるツールのことを指します。
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- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
ポンド ちょい足し情報
現時点での今年のBOEの利上げ予想は4回となっている。次回(2月3日)のBOE金融政策委員会での利上げ確率も86.8%織り込まれているので、連続利上げとなる可能性も。
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