豪ドルのFXデイトレードを行ううえで、インプットしておきたいトレードシナリオなどをギュッとまとめました。
目次
今日の豪ドル トレードシナリオ
ここまでの相場
・消費者物価指数は前年比+2.1%と約6年ぶりにRBAの目標レンジ内に。
・RBAは賃金の伸びが3%を超えるのを目安にしている。(現状2.2%)
・中国人民銀行、預金準備率引き下げ、外貨の預金準備率の引き上げ。金曜日には人民元の中心レート予想より安く設定し元高牽制。
・「オミクロン株」への警戒感は残るものの、市場のメイントピックも米国のテーパリング加速や利上げ開始時期に移る。
・米消費者物価指数(CPI、前年比)は約39年ぶりの高水準を記録。生産者物価指数(PPI)も前年比で過去最大の伸び。米利上げ時期の前倒し観測強まる。
今日のメインシナリオ
米FOMCまでは小動き、その後はSell the fact?
米PPI(前年比)は、過去最高値となり市場では米国の利上げ開始時期の前倒し懸念も出始めている。現時点での予想中央値は①テーパリングペースの加速、②2022年に2~3回の利上げ示唆(ドットチャート)などと言ったもの。予想とほぼ同等の結果であれば期待値で買われていた米ドルには一旦売りが入りそう。その場合、豪ドルは対米ドルで買いもどされるため、豪ドル円は底堅い展開となりそう。個別の想定シナリオ
■米FOMCでテーパリングペース加速(市場予想通り)
⇒期待で買われていた米ドルに売り(Sell the fact)
⇒豪ドル米ドル(AUD/USD)は豪ドル買い優勢になる
⇒ドル円の下げ幅は限定的(円買い圧力は弱い)
⇒豪ドル円は底堅い動きに
■オミクロン株への警戒感(FOMCまで)
⇒過度のリスクオンには傾きにくい
⇒豪ドル円の上値も限定的
チャート分析
注目材料
米CPIの結果を受けた株価動向
「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」
外為どっとコムのテクニカル分析ツール「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」の豪ドル円では上昇示唆が優勢。オシレーター系のRSIは買いサイン点灯!
【情報提供:外為どっとコム】
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- ※ なお「ぴたんこテクニカル」の「お天気シグナル」や、「外為注文情報」は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家ご自身でなさるようお願い致します。
豪ドル ちょい足し情報
【相場格言】Buy the rumor, sell the fact.(噂で買って、事実で売れ) 。利上げ期待などで市場が期待値から先取りでその銘柄を買い、実際に結果が出た時点では既に織り込まれていたので、一旦は利食い売り。
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