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ユーロ/ドル このまま戻るようには見えないが・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/ドル このまま戻るようには見えないが・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じた上下の幅は1270pipsということで、小動きに終始したと考えてよいと思います。火曜日の下ヒゲに水曜日の陽線が続き、上値思考が感じられなくはありませんでしたが、その後週末にかけて戻す気配を見せることはなく、やや「宙ぶらりん」な印象を与えるチャート形成となっています。
移動平均線は、3本とも下落しました。実体線の水準は長期の移動平均線には遠いものの、短期・中期の移動平均線水準を上回ってきています。また、先週後半の動きを見る限り、短期・中期の移動平均線を上下にまたぐような動きが続いていますので、中期の移動平均線の持っている抵抗感には、かなり慣れてきているのかもしれません。
今週は、戻るようなら見送りが賢明と思います。先週の高値を超えてくるようだと、とりあえず強そうには見えますが、11月中旬の下落を演じた取引価格帯に差し掛かってきますので、上値の重さが強烈に感じられるような動きになるのではないでしょうか。一方で、実体線がこれまでの取引価格帯の下側に位置していることは間違いないことから、先週後半(水曜日・金曜日)の下値を下回ってくるようであれば、売りで攻める余地も十分にあるような気がします。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 上も重いが下も堅いか・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。月曜日の陽線で何とか下値不安を払拭し、火曜日以降はそこそこ高い位置をキープした1週間となっています。ただ、週間を通じた上下の値幅は1円13銭と、相変わらずの小動きが続いています。チャート上のアクセントはほとんど見られず、先週も月曜日の足形を除くと、上下の値幅はわずか55銭となっています。
今週は、少し様子を見るよりないような気がします。下側のリスクよりも上側への価格移動が期待されるところですが、確実に終値ベースで先週水曜日の高値を超えてくるような展開を待った上で買いスタンスを取りたいところですね。上側には長期の移動平均線が待ち構えていますが、このラインを超えることはできれば11月26日の陰線の攻略の糸口も見えてくるような気がします。

■ ユーロ/円 これで買われたら驚くが・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。先々週までの動きを考えると、下値不安が小さくない週初だったと思いますが、月曜日に陽線が出現して何とか危機を脱しました。そして、驚いたのが水曜日のいきなりの陽線です。翌日の陰線で概ね打ち消されましたが、売り方がこんな動きを見せ付けられては正直買い戻すより選択はなかったと思います。週末にかけても、そこそこしっかりした動きで越週となっています。
今週は、上に戻るようであれば見送り、下を試すようであれば打診的に売り参戦を視野に入れたいところです。上側は、先週水曜日・木曜日に形成した「しこり」が残っていますので、容易なことでは打ち抜くことはできないような気がします。一方で、先週水曜日・金曜日の安値を下回ってくるようであれば、再度下値不安が台頭する可能性は高いのではないでしょうか。

■ ポンド/円 戻りは見送りが賢明かも・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、火曜日に高値を付ける展開でした。先週の後半、胴体部分が前日の胴体部分を上下とも超える「拡散型」のチャート形成が見られただけに、やや不安定な動きと評価していましたが、先週は月曜日も同様の足形、火曜日以降は上下ともにブレイクは見られず、150円台を中心とした値動きに終始しました。実体線の居場所は過去のトレードレンジのやや下側に位置していて、上値の重さを感じさせる形となっています。
今週は、もし下値を模索するような動きを見せるようであれば、打診売りスタンスで対処してみたい感じがします。具体的には、先週水曜日以降、下値を切り上げつつありますので、先週木曜日の安値を下回ったあたりがメドになるでしょうか、上側へ戻すようであれば無理せず見送りが賢明のような気がします。中期の移動平均線の接近を待っているように見えなくもないのですが、どうでしょうか。

■ オージー/円 動くとすれば上側かな・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、水曜日に高値を付ける展開でした。先々週の金曜日の引け味が全く良くなかったことから、下値不安の大きな週と考えていましたが、月曜日から陽線に次ぐ陽線の出現で一気に11月26日の陽線の胴体部分を半分程度まで戻してしまいました。その後、木曜日の陰線に対して金曜日は陽線でしっかりした動き、下値不安はそれほど大きくないような気がします。
今週は、リスクを取るとすれば少し買い先行で攻めてみたい感じがします。ただ、実体線が長期の移動平均線の下側に位置していることを考えると、容易に上値追いの動きを見せるとは考えにくく、まずは先週の高値を終値ベースで超えたことを確認した後の上伸を買いで追いかけてみたいところですね。逆に、売られるとすると下げ渋りの様相を呈する可能性が高く、見送りが賢明ではないでしょうか。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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