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ポンド/円 買い方に非常に厳しいチャート形成が続く・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ポンド/円 買い方に非常に厳しいチャート形成が続く・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先々週の金曜日の陰線の威力があまりにも大きく、先週は下値追いの動きとなりました。特に週初に上値を切り下げた動きの影響が大きく、水曜日に安く引けた流れが買い方に大きな影響を与えました。木曜日の反発も金曜日の陰線で上書きされてしまい、買い方に苦しい価格形成が続いています。
移動平均線は、3本とも下落しました。短期・中期の移動平均線に続き、中期・長期の移動平均線もデッドクロスを形成、長期>中期>短期>実体線という並び順の位置づけが確定、下落トレンド入りの流れが明確になっています。MACDも下落を続け、買い方にとって支えとなるチャート要因は見当たらない状況が続いています。
今週は売り先行で臨まざるを得ないところです。チャート的に買いを示唆するものが全く無い状況に加え、先週水曜日の上ヒゲの出現に加え木曜日の反転を金曜日の陰線で打ち消された流れは、買い方にとって非常に重くのしかかるのではないでしょうか。終値ベースで見ると9月21日の安値が風前の灯という形で、買い方の投げをどのように支えるのかという点に注目が集まります。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 上値の重さが目立つ展開・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、火曜日に安値を付ける展開でした。大きく動いていると思う割には週間を通じた上下の値幅は1円42銭とそれほど大きくありません。しかも、月曜日と火曜日で週間の高安を付けてしまい、その後は消化試合のような展開でした。ただ、消化試合とはいえ、上下とも攻防はかなり激しく、週末は安く引けていますが、まだ買い方・売り方の勝負はついていないように見受けられます。
今週は、売りスタンスで臨みたい感じがしています。先週後半の値動きが11月26日の胴体部分の下側での推移を続けたことに加え、MACD線もゼロライン割れを実現しており、戻りの重さが確認されれば再び下値模索の動きが予想されると考えられます。買いの目があるとすれば、裁定でも先週金曜日の上値を終値ベースで超えてくるとか、チャート上に明確なシグナルが現れてくる必要があるのではないでしょうか。

■ ユーロ/円 戻りは叩かれる運命にあるのかも・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。もう、だらだら下落がただ続いているだけで、買い方には立つ瀬もありません。先週水曜日は、月曜日・火曜日の高値を超えたものの呆気なく振るい落とされ、陰線で安く引けてしまいました。木曜日の反発も金曜日の陰線で失速、下値不安を拭い切れない展開となっています。
今週は、売り先行スタンスで臨みたいところです。先週の動きを見る限り、水曜日と金曜日の上ヒゲで戻り売り姿勢の強さが明確に表れており、買い方のポジション繰りの厳しさがチャートからも見て取れるというものです。意外に上下動が激しく、下値を叩くのも戻りを売るのも難しいところですが、務めて値下がり局面で売りポジションを作るように心がけたいところですね。

■ オージー/円 買い方は投げる以外に選択が・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先々週の金曜日に陰線が出現して一気に81円を割り込んだ悪い流れを変えることができず、先週は週央にかけて反発する局面もありましたが、あえなく戻り売りに押され、さらに金曜日に陰線が出現して買い方の投げが持ち込まれてしまいました。先々週の金曜日の陰線に加えて先週金曜日も陰線の出現ということで、週末に買い方の投げが集中する傾向が見て取れますね。
今週は、ポンド円と同様に、売り先行で臨まざるを得ないと思います。これだけ買い方にとって厳しい流れが続いていると、買いで入っても収益を上げることができる可能性は極めて低いのではないでしょうか。ただ、一方的に売られる可能性が高いかというとそうでもなく、長い下ヒゲを伴って大きく戻す可能性も当然に想定しておく必要がありそうです。逆指値の買い注文を入れつつ、下を見に行くようなポジション繰りになりそうですね。

■ ユーロ/ドル 動くとすれば下側かな・・・ 
先週は、火曜日に高値・安値の両方を付ける展開でした。対円のチャートが大きく動く中にあって、ユーロドルはあまり大きな動きを見せませんでした。火曜日の高安の差が149pipsということで、結局はドル円・ユーロ円がほぼ同様の動きを見せたということがユーロドルのチャートにも反映されているということなのでしょう。ボリンジャーバンドの幅も狭くなる一方で、かなり安定した値動きが実現されています。
今週は、少し様子を見ざるを得ないような気がします。先週は、火曜日の高値・安値の範囲で水曜日以降も落ち着いた動きを見せており、上は重いが下も堅いという判断が妥当のように思います。ただ、中期の移動平均線が下落傾向にあり、先週は実体線がその水準まで戻せなかったという点を考えると、やや下値不安も警戒しておく必要があるような気がします。大きな陰線が出現すれば話は別ですが、とりあえず様子を見るべきか・・・といった感じでしょうか。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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