読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧

ユーロ/ドル これで買われたら驚くが・・・

f:id:okinawa-support:20190822164550p:plain

 

今週の注目通貨ペアはこれだ!

f:id:okinawa-support:20211115073932j:plain


■  ユーロ/ドル これで買われたら驚くが・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週初は落ち着いた動きを見せていましたが、何と言っても水曜日に出現した陰線のインパクトが大きく、買い方もこれではさすがに買い支えることは難しいと覚悟したのか、週末にかけてダラダラと投げが持ち込まれて安く引けました。大きな下落には発展しませんでしたが、これが却って買い方の淡い期待を抱かせているのかもしれません。
移動平均線は、3本とも下落しました。3本の移動平均線が下向き推移を続ける中にあって実体線が先週水曜日の陰線で明確に短期の移動平均線を下回り、今月の安値を更新してきたことと相まってチャートは明確に悪化傾向を示しています。MACDもゼロラインの下側でデッドクロスを形成し、下側への動きを鮮明にしていますね。
今週は、売り先行で臨みたいところです。短期・中期の移動平均線が少し扇形に開き始めていますので、下落トレンド入りの可能性も見えてきているのではないでしょうか。MACDはダイバージェンシーを形成していますが、これは実体線が先に売られた影響を受けての話、チャート的にこのダイバージェンシーを以って買いにくいと判断する必要はないような気がします。ボラティリティの高まりは感じさせませんが、少なくとも買いで臨めるようなチャートではないように思います。


その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 対円の中では唯一、上が狙えるかも・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先々週の流れを受け継ぎ週初は弱含んで始まりましたが、水曜日の陽線の出現で雰囲気は一変、一気に先々週のもみ合いゾーンにまで戻しました。週末にかけても大きな下落局面を迎えることなくしっかりとした動きが続き、結局高いレベルを維持したまま週末を迎えています。
今週は、上下どちらかという観点で言うと、買い先行スタンスで攻めてみたい感じがしています。ボリンジャーバンドの幅は一向に広がらず、一気に上伸というシナリオは描きにくいと思いますが、一方で先週水曜日の陽線の効果はしばらく残ることが予想され、短期の移動平均線の上昇を待って実体線が再度上値追いの動きを見せる可能性が高いのではないかと思います。安易な戻り売りは禁物のような気がします。

■ ユーロ/円 ジリ安継続かな・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。 先々週の流れを受け継ぎ週初は下値追いの動きで始まりました。週央の水曜日に反発したところまではドル円と同様ですが、ドル円と対照的にすかさず長い上ヒゲで跳ね返され、その後も週末にかけて細かい陰線の出現が続き、結局安いレベルで週を越すことになりました。
今週は、リスクをとるとすれば売り先行で臨むべきでしょう。やはり、先週水曜日の長い上ヒゲは買い方による戻り売り圧力の大きさを端的に示すものとして重要視する必要があると考えられますし、MACDも、MACD線が久しぶりにゼロライン割れを実現していることで、買い方と売り方のパワーバランスは既に売り方有利に傾いているのではないかと考えられるからです。押し目買いと称した買いポジションは、報われない可能性が高いかもしれません。

■ ポンド/円 長期の移動平均線との攻防が続くか・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先々週の木曜日の陰線の威力があまりにも大きく、先週は戻しても戻しても戻り売りに押される展開でした。やはり、先週木曜日の胴体部分をしっかり攻めていくには、いったん「シコリ玉」の整理が必要のような気がします。先週水曜日の上ヒゲがそれをまさに象徴しているのではないでしょうか。ただ、一方的に売られるわけでもなく、先週は週末にかけて粘った印象も与えています。
今週は、リスクを取るとすれば売り先行で臨まざるを得ないのではないでしょうか。先々週の木曜日の陰線による急落が記憶に新しい中、先週水曜日のような上ヒゲの出現を見ると、とても容易に買い進むことはできないような気がします。上伸基調に転じるためには、何度か下練りを経た後でないと・・・というのが正直なところです。買い先行スタンスを取るには、チャート的な説得力に欠けるような気がします。

■ オージー/円 よく粘っているが・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。先々週に2本の陰線が出現して、やや下値追いの動きを見せた流れが先週も引き続き見られ、特に先週火曜日の陰線が買い方にショックを与えているように感じます。先週水曜日も前日の胴体部分を攻めましたが結局は上ヒゲで跳ね返され、その後は下値追いの動きも収まりつつありますので、徐々に下値を固める動きに移行しつつあるのかもしれませんね。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。実体線と長期の移動平均線の間にはなお乖離が残っていて、長期の移動平均線がターゲットになるというよりも実体線のしっかりした印象を強く与えていますので、ここから大きな下落を望むのは難しいような気がします。MACDもまだゼロライン割れを実現しているわけでもなく、何とかこの辺で粘り切れれば、上伸への期待も持てるかもしれませんね。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

f:id:okinawa-support:20211115073946j:plain

 

※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
本レポートは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。また、本レポートに記載された意見や予測等は、今後予告なしに変更されることがございます。なお、本レポートにより利用者の皆様に生じたいかなる損害についても、株式会社チャートリーディングならびに株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承願います。