「ポジション調整を経てドル高がまだ続く可能性が高い」マット今井のトレードアイディア 2021年10月14日

マット今井のトレードアイディア

昨日FRBが9月21-22日分のFOMC議事要旨を公表しました。その中には非常に具体的な内容が書かれていました。「11月の次回会合でテーパリング(量的緩和の縮小)開始を決めた場合、11月中旬か12月中旬に始めることができる」と議論したとありました。またテーパリングでは国債が月額100億ドル、MBSが月額50億ドルで実施される方針も議論したことも明らかになりました。

こうした内容が出てきたことにより、テーパリングのスケジュール感がはっきりしたということで、発表後は材料出尽くし感から利食いが発生しています。長期金利も低下し、先程の10年物で1.5%台前半になっています。FX市場でもドル買いポジションの利食い売りが出てきており、ドル円も113円台前半まで一時下落しました。

しかし、これらの動きは、あくまでもポジション調整の範囲内でのものだと私は考えています。アメリカの金融政策の方向性がはっきりしている以上、長期金利の上昇とドル高がまだ続く可能性が高いと思っています。ドル円の当面のターゲットは114.50近辺と考えています。

【ドル/円(USD/JPY) 日足チャート】

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【インタビュー】

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今井雅人
1962年生まれ、岐阜県下呂市出身。上智大学卒業後、1985年に三和銀行入行、1987年よりディーリングの世界に入る。1989年から5年間シカゴに赴任、その間多くの著名トレーダーと出会う。日本に戻ってからは為替部門に従事。2004年3月までUFJ銀行の為替部門の統括次長兼チーフディーラーを勤めていたが、同年4月に独立。内外の投資家にも太いパイプを持ち、業界を代表するトレーダーとして活躍するが、2009年8月第45回衆議院選挙に立候補し、初当選。現在は、議員活動と経済アナリスト活動で、超多忙な毎日を送る。元東京外為市場委員会委員、東京フォレックスクラブ理事歴任。現在、ダイヤモンド・フィナンシャル・リサーチの有料メールマガジン「ザイFX!プレミアム配信 with 今井 雅人」にて為替予測などを鋭意配信中。
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