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「中国恒大、保有株式売却で1730億円相当のキャッシュポジション確保」ひろぴーの 実践!FXトレードストラテジー

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今朝、Bloombergの報道によりますと、中国恒大は保有している盛京銀行の株式を1730億円相当で売却することで合意したと報道がありました。 https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-09-29/R067PIDWLU6901

これにて、直近の利払いなどのキャッシュポジションは一部確保が出来たでしょう。

香港市場もここ数日、底堅くなっていることから、これらの材料を織り込んでいたものと思われます。 中国政府も救済や妥協案で最低でもソフトランディングを目指しているようなニュアンスが伝わってきます。 この売却により、9月中の利払い分は十分確保できたと考えます。よって、10月利払い分の猶予も11月末までとなりますから、少し余裕が出来たことでしょう。

また資産売却を進めて延命措置は繰り返されると考えます。 いずれまたリスクオン相場に戻っていくように感じます。

目次

▼米長期金利上昇をどう読み解くか?
▼ドル/円上昇相場は継続か?
▼フィボナッチ半値押しから買いか?

米長期金利上昇をどう読み解くか?

米長期金利上昇をどう読み解くか?
出所 : Trading View

今度は米国でリスクオフ材料が出てきました。 先日から言及はされていたのですが、米債務問題もスポットライトを浴びるようになってきているのが現状です。
出所:https://www3.nhk.or.jp/news/html/20210929/k10013281711000.html

期限が10月17日とおり、イエレン財務長官も苦言を呈したことから、今週から相場を崩し始めております。

長期金利をローソク足チャートで表現しております。 現在のドル高相場は明らかに長期金利の上昇を受けての上昇だと個人的には考えております。ドル/円が上昇し、クロス円が下落し、ドルストレートベースでドルに資本が向かっている構図です。

長期金利の動きとドル高の動きが重なる場合、長期の大きな資金が動いている証拠ですので、もうしばらくドル高相場は続くように感じます。

ドル/円上昇相場は継続か?

ドル/円上昇相場は継続か?

久しぶりにドル/円分析を行います。 本日の自民党総裁選の影響も多少あるでしょうが、ご祝儀的に上昇をしております。 一旦押したところを買いたいと考えます。そして米長期金利の恩恵もあるでしょう。 ただし、今回の債券売りは明らかにリスクオフ的な売りでもあり、悪い金利上昇だということも考えておかなければなりません。2013年10月、米国では同じく債務問題が起こり、政府系機関がしばらくの間、閉鎖をしました。 当時を振り返ってみますと9月末から10月上旬にもっとも相場が荒れたのですが、おおよその目処が建ってくると、再びリスクオン相場に戻っていきます。 2013年の米株はその後、年末にかけて年初来高値を更新していきました。

よって、向こう1-2週間はもう少し相場が荒れるかもしれませんが、その後、再び上昇相場に戻っていくようなイメージを個人的には当時と重ねて想像しております。

またテクニカル的には、RCIは3本とも上方向を向いているため、強気ではあるのですが、RCI26がここしばらく0.00付近で揉み合っていることから、上昇トレンドの勢いがそこまでつくようには思えません。よって、もうしばらくはこのウェッジの中で推移をするように考え、10月中旬までにどこかで一発深い押し目買いチャンスがあれば、拾いたいというニュアンスです。

フィボナッチ半値押しから買いか?

フィボナッチ半値押しから買いか?

ではそのニュアンスをどのタイミングで取るか、4時間足で押し目買いのチャンスを考えていきましょう。 現在ドル/円直近高値は111.67円として仮定します。フィボナッチを引いてみると、50.0%押しの半値水準に110.40円付近となり、サポートラインも引けるポイントです。

もう一点が、61.8%押しに当たる、110.09円になります。こちらもサポートラインが引けるポイントでもあり、どちらもクラスターポイントです。 個人的には、後者である110.09円付近に買指値注文を狙いたいと考えております。 理由としましては、10月17日までしばらく期間があることと、もう少しリスクオフ材料で揺さぶりが入ると考えているからです。 よって、いつもですと、50%押しで入っていくトレードを推奨しがちですが、今回はより慎重に見極めて、深い押し目買いを提案させて頂きます。

もうしばらくは米債務問題と米長期金利チャートと比較しながらの相場が続くでしょう。リスクオフと長期金利上昇の2つを考慮に入れると、リスクオフの対応も兼ねているドルストレートのドル買い戦略が無難なように思えます。


【ひろぴー氏出演動画】


【インタビュー】

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「初心者から上級者まで相場観が一致したときが一番危険」(前編)

<もくじ>
・幼稚園児 投資に目覚める
・どこか引っかかる感じを大切に
・個人投資家におすすめ書籍と読む時期

 

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「低勝率型こそ1憶円への近道」(中編)
<もくじ>
・勝率は低いほうがいい
・その失敗が糧となる!?
・他の金融商品も考え方は一緒
・日銀緩和のときに活きた投資の勉強
・決済はむずかしい
・低レバレッジでリスクを抑える

 

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「はじめて話す 外為注文情報 活用法」(後編)
<もくじ>
・損切り注文の功罪
・シグナル、逆シグナル
・検証の果てに
・ローソク足は基本どおり見る
・外為注文情報の活用
・レポートの勧め


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ひろぴー
FX&Cryptoトレーダー、業界ニックネームは「ひろぴー」。ラジオ日経パーソナリティ、FX会社や仮想通貨取引所のコラムニストとして活動の場は多岐に渡る。自らのトレーディングノウハウから、ユーザビリティの高いインターフェース総監督を担う。FX会社や金融プラットフォーム開発エンジニアリング企業、仮想通貨取引所へのコンサルティング業が主。 2019年7月より TradingView Japan の Marketing Director に就任。
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