読む前にチェック!最新FX為替情報

読む前にチェック!
最新FX為替情報
CFD銘柄を追加!

スプレッド
始値比
  • H
  • L
FX/為替レート一覧 FX/為替チャート一覧 株価指数/商品CFDレート一覧 株価指数/商品CFDチャート一覧

FX「豪ドル、ポンドが堅調、ドル円は一時111円台に」

f:id:gaitamesk:20210907121925p:plain

おはようございます。朝のラジオを聴いていましたら、上諏訪駅(諏訪湖温泉)のホームに源泉かけ流しの足湯があるとのことです。秋の行楽シーズンですし、新型コロナの緊急事態宣言も解除の方向で検討されているので訪れてみたいですが、まだまだ用心ですね。

f:id:guh202109:20210928085720p:plain

 

■主要通貨ペアの前日の動き

主要通貨の騰落率
出典:上田ハーローFXの提示レート(Bid)をもとに作成

■三極通貨(ドル、ユーロ、円)

週明けの東京時間はドル円が110.65円、ユーロ円が129.66円、ユーロドルが1.1713ドルでオープン。ドル買いが先行したものの、本邦実需の110.80円付近での売りが観測されたとの噂に、ドル円、ユーロ円では利益確定の売りなどが先行、東京時間正午過ぎにはドル円が110.53円、ユーロ円が129.58円まで小幅下落、ユーロドルは1.1720ドルを挟んだ方向感のない動きとなりました。ロンドン時間には低下傾向にあった米10年債利回りが反発、ドイツ総選挙では社会民主党(SPD)がキリスト教民主/社会同盟(CDU/CSU)を破り第1党となったことなどからユーロ売りとなり、ユーロドルは17時過ぎには1.1685ドルまで下落、ドル円は米10年債利回りが1.5%台へと上昇する中で、20時過ぎには111.05円まで上昇、ユーロ円は129.92円まで連れ高となりました。その後は米耐久財受注が市場予想を上回ったものの、ウィリアムズ米NY連銀総裁が「利上げの基準はまだ満たしていない」などと発言したことでドルの上値が押さえられ、ユーロドルは1.17ドルを僅かに回復しました。終盤にはドル円は111円付近で膠着、ユーロ円も129.80円付近、ユーロドルも1.17ドルを挟んでの小動きになりました。
クローズ:ドル円 110.97円 /ユーロ円 129.79円 /ユーロドル 1.1692ドル。

■他通貨

ポンド円が151.22円、ポンドドルが1.3658ドルでオープン。アジア時間序盤は原油の堅調地合いにも下支えされて、ポンドドルはジワリと1.3680ドル付近まで上昇しましたが、ポンド円はドル円に連れて151.12円付近まで小幅下落しました。ロンドン時間序盤はユーロ下落に連れ、ポンドドルが1.3657ドルまで下落する場面がありましたが、ユーロの軟調地合いからポンドドル、ポンド円は堅調に推移、ベイリー英中銀(BoE)総裁が「インフレに対応するために必要なら金利も手段となる」と発言したことなどでNY時間にはポンド円が152.17円、ポンドドルが1.3727ドルまで一時上昇しました。
クローズ: ポンド円151.98円 /ポンドドルが1.3691ドル

豪ドル円が80.36円、豪ドル米ドルが0.7257ドルでオープン。アジア時間朝方は原油高に連れる形で豪ドル円が80.65円、豪ドル米ドルが0.7288ドルまで上昇しましたが、買い一巡後は本邦実需の米ドル売り観測で、豪ドル円が下落、豪ドル米ドルも上値重く推移、その後は米長期金利上昇から、NY時間序盤には豪ドル米ドルが0.7246ドルまで売られました。NY時間には米NYダウの上昇から豪ドルはシッカリとなり、豪ドル円は80.94円、豪ドル米ドルは0.7293ドルまで上昇しました。
クローズ:豪ドル円80.86円 /豪ドル米ドル0.7281ドル。

■前日の主な指標結果と発言

・ペロシ米下院議長:インフラ投資法案は30日に採決へ
・日本 8月企業向けサービス価格指数 y/y: 1.0% (予想 1.2%)
・日本 7月景気先行指数(CI)改定値: 104.1 (前回 104.1)
・日本 7月景気一致指数(CI)改定値: 94.4 (前回 94.5)
・黒田東彦日銀総裁:経済はデルタ株の流行で不透明感が強い状態にある。国内景気は感染症の影響で厳しい状況にあるが、基調としては持ち直している。感染症の影響を注視し、必要なら躊躇なく追加緩和を行う。
・ユーロ圏 8月マネーサプライM3 y/y: 7.9% (予想 7.8%)
・中国人民銀行(PBoC):中国の景気回復は不安定で不均衡。穏健な金融政策は柔軟で焦点をまとめるべき。
・メキシコ8月貿易収支(ドル): -39.02億 (予想 -26.00億)
・エバンズ米シカゴ連銀総裁:利回りは予測されたインフレをそれほど反映していない。長期的なインフレ期待は依然として2%を下回っている。雇用が継続すれば、すぐにテーパリングのテストを行う。インフレが許容できないほど高くなっていなければ、低い失業率は政策金利の変更を必要としない。
・ラガルドECB総裁:インフレが中期的に目標の2%を下回ったままであることが基礎シナリオ。予想よりも強い価格圧力につながる可能性のあるいくつかの要因があるが、今のところそういった兆候は限られている。インフレ上昇を主に一時的なものと見なし続けている。パンデミックの進展に依存して、成長見通しは引き続き不透明。
・米国 8月耐久財受注 m/m: 1.8% (予想 0.6%)
・米国 8月耐久財受注・輸送用機器除く m/m: 0.2% (予想 0.5%)
・ベイリー英中銀(BoE)総裁:インフレに対応するために必要なら金利も手段となる。金融政策は供給ショックに対応すべきではない。金融引き締め政策は回復を損なう可能性がある。
・ウィリアムズ米NY連銀総裁:利上げの基準はまだ満たしていない。テーパリングは近く正当化されるだろう。新型コロナの急増が雇用回復を妨げている。インフレは一時的。今年の米成長率は5.5-6.0%と予想。
・米財務省2年債入札: 最高落札利回り0.310%、応札倍率2.28倍
・ブレイナード米FRB理事:テーパリングのアナウンスを利上げのシグナルと捉えるべきではない。
・米財務省5年債入札: 最高落札利回り0.990%、応札倍率2.37倍
※m/m = 前月比、q/q = 前期比、y/y = 前年比

■為替

通貨ペア 引値 前日比 前日比(%)
USD/JPY 110.971 0.201 0.18%
EUR/JPY 129.791 -0.031 -0.02%
GBP/JPY 151.982 0.507 0.33%
AUD/JPY 80.858 0.427 0.53%
NZD/JPY 77.845 0.154 0.20%
EUR/USD 1.16922 -0.00293 -0.25%
GBP/USD 1.36912 0.00164 0.12%
AUD/USD 0.72809 0.00195 0.27%
NZD/USD 0.70118 -0.00011 -0.02%

source: uedaharlowfx

 

■三極(ドル、ユーロ、円)の1時間足

三極通貨の1時間足
source:uedaharlowfx UHChart
※チャート、文中およびクローズの為替レートは上田ハーローFXでの提示レート(Bid)です。

 

■株価

Index 引値 前日比
日経225 30,240.06 -8.75
TOPIX 2,087.74 -3.01
CSI300(中国) 4,877.37 27.94
FTSE100(英) 7,063.40 11.92
DAX(独) 15,573.88 42.13
NYダウ(米) 34,869.37 71.37
S&P500(米) 4,443.11 -12.37
NASDAQ(米) 14,969.97 -77.73

 

■金利

Country 利回り 前日比
米10年債 1.487 0.036
日本10年債 0.050 0.000
英10年債 0.952 0.027
独10年債 -0.223 0.005

 

■コモディティ価格

Commodities 引値 前日比
NY金(期近) 1,752.00 0.30
NY原油(期近) 75.45 1.47

source: bloomberg.co.jp (株価、金利、コモディティ価格)

 

■本日の指標発表予定

重要度低08:50 日本 日銀・金融政策決定会合議事要旨
重要度高10:30 豪 8月小売売上高 m/m
重要度低15:00 ドイツ 10月GFK消費者信頼感調査
重要度低15:45 フランス 9月消費者信頼感指数
重要度低20:00 メキシコ8月失業率
重要度低21:00 ラガルドECB総裁講演(ECBフォーラム)
重要度低22:00 米国 7月住宅価格指数 m/m
重要度低22:00 米国 7月ケース・シラー米住宅価格指数 y/y
重要度低22:00 エバンズ米シカゴ連銀総裁あいさつ
重要度低22:45 パネッタECB専務理事講演
重要度低23:00 パウエルFRB議長、イエレン米財務長官議会証言
重要度高23:00 米国 9月消費者信頼感指数(コンファレンスボード)
重要度高23:00 米国 9月リッチモンド連銀製造業指数
重要度低00:00 シュナーベルECB専務理事講演
重要度低02:00 米財務省7年債入札
重要度低02:40 ボウマンFRB理事講演
重要度低04:00 ボスティック米アトランタ連銀総裁講演

●免責事項
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。