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「FRB議長講演を前にタカ派発言相次ぐ」 外為トゥデイ 2021年8月27日号

外為トゥデイ

目次

▼26日(木)の為替相場
(1):豪民間設備投資 鈍化
(2):ECB議事録 インフレ率2%について
(3):米失業保険 5週間ぶりに前週より悪化
(4):カブールで爆発 リスク回避の円買いへ

▼26日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:110円台半ばの上値抵抗線試す

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

26日(木)の為替相場

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期間:26日(木)午前6時10分~27日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪民間設備投資 鈍化

豪4-6月期民間設備投資は前期比+4.4%と、市場予想(+2.6%)を上回ったが、1-3月期(+6.0%)から伸びは鈍化した。

(2):ECB議事録 インフレ率2%について

欧州中銀(ECB)は7月理事会の議事録を公表。インフレ率が持続的に2%に達する見通しとなるまでは利上げしないとしたフォワードガイダンスについて「その意図通りに、最終的にインフレ期待を目標付近に固定する事に成功すれば、必ずしも『より低い金利をより長期化』させる事を意味しない」との見解を示した。

(3):米失業保険 5週間ぶりに前週より悪化

米新規失業保険申請件数は35.3万件と、予想(35.0万件)をやや上回り、5週ぶりに前週(34.9万件)から悪化した。これを受けて一時ドルが売られたが、米セントルイス連銀のブラード総裁が「テーパリングを開始し、2022年第1四半期に終了すべき」などと述べた事が伝わるとドルは持ち直した。なお、これより前には、カンザスシティ連銀のジョージ総裁が「FRBは緩和策を調整し始める時期にきている」「今年中に債券購入額を減らし始めるべき」などと発言。これより後にはダラス連銀のカプラン総裁も「9月会合でテーパリング計画についてアナウンスし、10月から開始することを望む」などと主張した。

(4):カブールで爆発 リスク回避の円買いへ

イスラム主義組織タリバンが政権を奪還したアフガニスタンのカブール国際空港周辺で爆発が発生したのに続き、カブール市内のホテルでも爆発が発生したと伝わると、リスク回避の円買いが優勢となった。米地区連銀総裁のタカ派発言を受けて110.23円前後まで上昇していたドル/円は、再び110円台を割り込んだ。クロス円も米国株の下落を背景に一時軟化した。なお、米国防総省はその後、爆発によって多数の軍関係者が死亡したと発表。過激派組織「イラク・シリア・イスラム国(ISIS)」との関連性を指摘した

26日(木)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:110円台半ばの上値抵抗線試す

昨日のドル/円は終値ベースで約0.1%の小幅高。米連邦公開市場委員会(FOMC)メンバーである地区連銀総裁からテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)開始への前向きな発言が相次ぐ中、110.23円前後まで上昇した。ただ、アフガニスタン・カブール国際空港周辺で爆発が発生したと伝わると110円台を一時割り込むなど、値幅こそ小さいものの神経質な動きとなった。本日は、米ワイオミング州ジャクソンホールで行われるパウエルFRB議長の講演に市場の関心が集まっている。市場には、パウエル議長はテーパリングの早期開始について慎重なスタンスを維持するとの見方が多いようだが、昨日の地区連銀総裁らの発言を踏まえるとスタンスに修正があっても不思議ではないだろう。

ドル/円は、パウエル議長がテーパリングの早期開始を示唆すれば110円台半ばの上値抵抗線を試す動きになりそうだ。ただし、議長の発言がタカ派的と受け止められれば米国株は下落する公算が大きく、リスク回避の円買いを誘発する可能性もある。23時の講演開始後は米国株や米長期金利の反応にも目を配っておきたい。

注目の経済指標

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注目のイベント

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。

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