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「FOMC議事録、テーパリング開始に手掛かりなし」 外為トゥデイ 2021年8月19日号

外為トゥデイ

目次

▼18日(水)の為替相場
(1):日本貿易収支 2カ月連続黒字
(2):NZ中銀 政策金利、据え置き
(3):英CPI 鈍化は一時的か
(4):ユーロ圏CPI 速報値から修正なし
(5):米建設許可 予想上回る
(6):FOMC議事録 ややハト派

▼18日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:方向感 定まらず

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

18日(水)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210819092852p:plain期間:18日(水)午前6時10分~19日(木)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):日本貿易収支 2カ月連続黒字

日本7月貿易収支(通関ベース)は4410億円の黒字となり、黒字額は市場予想(1964億円)を上回った。なお、黒字は2カ月連続。

(2):NZ中銀 政策金利、据え置き

NZドルの急落に連れて、一時豪ドルも売りが強まった。NZ中銀(RBNZ)が政策金利の据え置きを発表すると、利上げを期待していた向きからNZドル売りが出た。ただ、豪ドル/NZドルが急伸した事などから、豪ドル/円の下げは一時的だった。

(3):英CPI 鈍化は一時的か

英7月消費者物価指数は前月比±0.0%、前年比+2.0%と予想(+0.2%、+2.3%)を下回った。一方、英7月生産者物価指数は前月比+0.6%、前年比+4.9%と予想(+0.5%、+4.4%)を上回った。消費者物価指数の鈍化は一時的との見方が強いようで、ポンドは僅かに下落したのち切り返した。

(4):ユーロ圏CPI 速報値から修正なし

ユーロ圏7月消費者物価指数(HICP)・改定値は前年比+2.2%と、予想通りに速報値からの修正はなかった。

(5):米建設許可 予想上回る

米7月住宅着工件数は153.4万件と、市場予想(160.0万件)に届かなかった。一方、着工件数の先行指標となる建設許可件数は163.5万件と、予想(161.0万件)を上回った。

(6):FOMC議事録 ややハト派

米連邦公開市場委員会(FOMC)は7月会合の議事録を公表。「大半は年内のテーパリング(量的緩和の段階的な縮小)開始が適切と判断」としつつも、「一部は来年の開始が適切と判断」「数人が当面テーパリングはないと予想」などとした。テーパリングの開始時期を巡るコンセンサスが形成されていない様子が明らかになった事でドルは反落。議事録公表前に110.07円前後まで上昇していたドル/円は、米長期金利の低下に連れて109.70円台まで押し戻された。クロス円は、ストレートドルの上昇を支えに一時強含んだが、米国株が下落する中で失速した。

18日(水)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:方向感 定まらず

昨日のドル/円は終値ベースで約0.2%上昇。NY市場中盤に一時110円台を回復したが、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録を受けて109円台後半へと押し戻された。議事録では、テーパリング(量的緩和の段階的な縮小)開始時期を巡る意見の相違が目立った。市場はこれを「ややハト派的」と受け止めたようで、議事録の発表を前に上昇していた米長期金利とドルは上げ幅を縮小した。

テーパリングの開始時期を巡る次の手掛かりは、来週26日からのジャクソンホール・シンポジウムにおけるパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演になる公算が大きい。そのため、当面のドルは方向感が出にくくなりそうだ。本日のドル/円は20日移動平均線(109.87円前後)を挟んでもみ合う展開が見込まれる。

注目の経済指標

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注目のイベント

特になし


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