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ユーロ/ドル チャートに素直に、売り先行で臨むべき局面・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/ドル チャートに素直に、売り先行で臨むべき局面・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先々週の金曜日から先週の水曜日にかけて4営業日続けて上ヒゲが出現し、戻り売り圧が強烈に強いことを感じさせられましたが、そういった状況の中、週末に陰線が出現し、一気に終値ベースで7月の安値を更新する動きとなりました。7月下旬の連続陽線の動きを一気に崩す動きが見られたということで、チャートの悪化の程度は顕著と言わざるを得ません。
移動平均線は、3本とも下落しました。実体線の居場所が4月上旬以来の安値圏に位置していること、短期・中期の移動平均線のデッドクロスが間近に迫っていること、そしてMACDもゼロライン割れ水準でのデッドクロスが実現する可能性が高いといったことを考えると、買い方をサポートするチャート材料は見当たりません。
今週は、売り先行スタンスで臨みたいところです。先週前半の長い上ヒゲの出現にもかかわらず、大きな下落が先週金曜日に初めて見られたことを総合的に考えると、買い方の投げ遅れ組がまだ残されていて、断続的に買い方の投げが持ち込まれる可能性が高いのではないでしょうか。こういった局面では、レベル感からの押し目買いは大変危険で、実体線が動いている方向に素直にリスクテイクするということを念頭に置く必要があると思います。

その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 よく戻した。陽転間近かも・・・ 
先週は、水曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週間の上下の値幅は1円63銭と相変わらずの小動きが続いています。また、チャートを遠目で見てみると、実体線はまるで長期の移動平均線から大きく乖離する動きを「嫌っている」かのような印象を受けますね。先週も、火曜日の陰線の出現で7月19日の安値を下回ったことから下値不安が台頭するのかと思いきや、そこから切り返してきています。
今週は、やや先行で臨みたいところです。もちろん、実体線が7月23日の高値を超えるまでは、チャートが陽転したという判断には遠いと思いますが、それでもなお、先週後半の実体線の切り返しについては、ある程度評価の対象とするべきだと思うのです。実体線が値持ちすれば短期・中期の移動平均線の上昇に拍車がかかることが予想され、時間の経過とともにチャートの形状は改善を示す可能性が高いと考えます。

■ ユーロ/円 やや上値が重いと読むべきなのかも・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。7月下旬に形成した取引価格帯(129円~130円50銭)を逸脱するつもりが全くないような値動きとなっています。週初は先週後半に出現した上ヒゲを踏襲し、戻れば売りたいという「強い意志」のようなものを感じさせる値動き、ただし先週の後半は下押し圧力の大きさを全く感じさせない値動きと、上がれば買わない、下がっても売らない、という形の値動きになっています。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週のように、実体線が中期の移動平均線で頭を押さえられるということが分かっているのであれば売り先行スタンスを取ってよいと思うのですが、先週後半の「粘り腰」のような値動きを見ると、いきなり大きな陰線が出現して買い方が投げ放題になるといった予想は付きにくいと思います。先週の安園割れが想定できるような動きになれば打診的に売ってみる、そんな軽いレベルで見ておくとよいかもしれません。

■ ポンド/円 終値ベースで戻り高値を超え、上値志向がやや強いか? 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。先週の値動きを見る限り、実体線が中期の移動平均線を下回ると何となく買い戻しが入り、長期の移動平均線水準を目指して戻すという流れが継続しているように見受けられます。次は長期の移動平均線との攻防ということになるわけですが、先週末の終値は、終値ベースで7月下旬の戻り高値を越えてきていることから、目先は強い地合いが予想されるところです。
今週は、やや買い方向で見てみたい感じがしています。先週後半の戻りを見るにつけ、買い方の焦りよりも売り方が焦りの方が大きいように感じられるからです。実体線が長期の移動平均線水準を下回っている点が売り方の頼りとなるところですが、逆に、実体線が長期の移動平均線を越えてくれば、やはり売り方の買い戻しに拍車がかかると予想するのが妥当ではないでしょうか。

■ オージー/円 下値不安はかなり払拭されてきてはいるが・・・ 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は1円23銭ということで全くの小動きが続いているという状況です。ただし、先々週のように実体線が3本の移動平均線の下側で恒常的に推移する状況からは若干の改善が見られ、先週後半は実体線が短期の移動平均線の上側に顔を出す展開となっています。MACDもゴールデンクロスから若干上向き基調になってきており、こちらも改善の様子が見て取れます。
今週は、大きな陰線が出現して先週の安値を割り込む可能性が見出せるのであれば売り先行スタンスを取りたいところですが、そういったシナリオの可能性はかなり低いものと考えます。7月19日以後のトレードレンジで考えると、先週末の水準はトレードレンジの上限に近く、売り方の買い戻しがやや優先する可能性が高いと考えられるからです。ただし、戻れば戻るほど、戻り売りが持ち込まれる可能性が高く、上側のリスクは易々と取るべきではないでしょう。買われるのであれば見送りが賢明ではないでしょうか。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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