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ユーロ/円 足形の組み合わせが悪く、下押しの可能性が高いか?

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/円 足形の組み合わせが悪く、下押しの可能性が高いか?
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付けたドル円と、全く対照的な動きとなっています。また、ユーロ円は金曜日の陰線が特徴的で、5月27日の陽線をかなり侵食する形での越週となっています。先週は、週初から小動きで高い位置を保っていましたが、金曜日の陰線の出現によってそういった状況を保持できなかったという点で、調整局面入りの可能性が高まっていると思います。
移動平均線は、3本とも上昇しました。これまでの「貯金」がありますので、実体線が多少下向きに推移したところで中期・長期の移動平均線の上昇傾向に変わりはないハズです。しかし、実体線が明確に短期の移動平均線水準を下回り、短期の移動平均線もお辞儀を開始している状況を考えると、買い方は少し苦しくなってきた感がありますね。また、MACDもデッドクロスを形成しており、こちらも買い方の苦しさを象徴していると言えそうです。
今週は、やや売り先行で臨みたいところです。先週の取引価格帯が重石となるようであれば当然に上値の重さが目立つ状況が見られると思いますし、何よりも、先週金曜日の陰線を回復しない限りは、上昇トレンドへの回帰は望みにくいと思うのです。大きな下落は考えにくいような気がしますが、逆に、先週前半同様に小動きを続けるようであれば、再度週末にかけて下落して5月27日の陽線水準を下回るシナリオが見えてくるような気がします。

その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 解釈の難しい状況。少し様子を見たい。 
先週は、火曜日に安値を付け、金曜日に高値を付ける展開でした。何と言っても目立つのは木曜日の陽線と金曜日の陰線です。木曜日の陽線は大きさにインパクトを感じるもので、5月の戻り高値を一気に更新、先高感の強い形状を醸し出しましたが、それを完全に否定したのが金曜日の陰線です。チャートが陰転した印象はありませんが、木曜日の陽線が完全に否定されたという点で、とりあえず上値の重さが目立つ状況といえるでしょう。
今週は、難しいところですが、とりあえず様子を見るべきでしょうか。上値の重さが目立つ状況に変わりはないと思いますが、下をどんどん叩ける状況でもないと思います。もちろん、先週の安値を下回ってくるようであれば若干下押しは予想されるところですが、まだ5月26日27日の溶接線の効果が残っていると考えられますし、一気に円高に向かうような状況には遠いのではないかと判断しています。

■ ポンド/円 上下いずれにも対応できるような備えをすべき? 
先週は、火曜日に高値を付け、水曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は1円14銭ということで、ポンド円にしてはかなり落ち着いた動きが続いたと言えそうです。また、実体線の居場所を見ても、対円の通貨ペアにおいてキーとなる5月27日の陽線の上半分で推移しており、それほど悪い印象は受けません。とりあえず、実体線が短期の移動平均線を境に上下動しているだけという状況かもしれません。
今週は、上下いずれにも対応できるようにしておきたいところです。つまり、先週木曜日の高値を超えてくれば5月27日の高値が視野に入っていきますので買い先行、一方で先週の安値を切ってくるようであれば、その後に27日の陽線を埋める動きが予想されますので若干売り先行というスタンスでしょうか。MACDはデッドクロスを形成しており、やや下向きの可能性が高いかもしれませんね。

■ オージー/円 わからんぞ、これは・・・ 
先週は、水曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた上下の値幅は92銭と、大きな動きに発展しているわけではありません。また、先週金曜日に5月27日の陽線を下回る場面も見られましたが、何とか陽線で切り返し、陽線の出現で週末を迎えていることから、明確な方向感という点では動意に欠けるという判断でよいと思います。
今週は、様子を見るようにないような気がします。先週後半の動きを見ても分かるように、5月27日の陽線水準を下回ってから戻して引けるとなると、上下の判断には躊躇せざるを得ないところです。先週の高値を超えてくればもちろん買い先行、しかし、先週の安値を切ってくるようであれば、それは同時に実体線が長期の移動平均線水準を回り込む可能性が高いことを意味しますので、売り先行というスタンスで臨まざるを得ないような気がします。

■ ユーロ/ドル 上値の重い展開へ進むか? 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。特徴的なのは先週木曜日の陰線と金曜日の陽線ですね。まず、先週木曜日の陰線については、前日と5月28日の下ヒゲを撃破し、安い所まで攻め込んだ点で評価することが可能です。一方、金曜日は陽線の出現で木曜日の陰線を半分程度切り崩しており、その解釈が非常に難しくなっている状況と言えるのではないでしょうか。
今週は、上値の重さが確認できるようであれば売り先行で攻めた方がよいかもしれませんね。やはり、5月中旬以降の取引価格帯が上値の重さに直結する可能性が非常に高い状況だと思いますし、ここから上を攻めるにしても大きな陽線でいきなり・・・という動きは予想しにくいと思います。一方で、実体線が先週の安値を割り込むような形になると、残るは長期の移動平均線だけという状況に発展しますので、買い方の投げが持ち込まれる可能性もあるのではないかと読んでいます。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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