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「米PCEデフレーターに注目」 外為トゥデイ 2021年5月28日号

外為トゥデイ

目次

▼27日(木)の為替相場
(1):豪1-3月期民間設備投資 予想を上回る
(2):ブリハ氏「BOEは来年利上げの可能性」
(3):バイデン氏 6兆ドルの歳出要求へ
(4):米失業申請 20年3月以来の水準に
(5):ロンフィクに向け円売りフロー観測

▼27日(木)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:米PCEデフレーターに注目

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

27日(木)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210528085009p:plain期間:27日(木)午前6時10分~28日(金)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):豪1-3月期民間設備投資 予想を上回る

豪1-3月期民間設備投資は前期比+6.3%と市場予想(+2.0%)を上回った。ただ、豪ドル相場の反応は小さかった。

(2):ブリハ氏「BOEは来年利上げの可能性」

英金融政策委員会(MPC)のブリハ委員が「労働市場の回復が予想以上に速まれば、英中銀(BOE)は2022年前半にも利上げを行う可能性がある」と発言。これを受けてポンド買いが活発化した。

(3):バイデン氏 6兆ドルの歳出要求へ

バイデン米大統領が28日に公表する2022年会計年度の予算教書で6兆ドルの歳出を提示する見通しだと報じられた。これを受けて国債発行増加への思惑が高まり米長期金利が上昇するとドルが強含んだ。

(4):米失業申請 20年3月以来の水準に

米新規失業保険申請件数は40.6万件と予想(42.5万件)を下回り、2020年3月以来の水準に減少。米1-3月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比年率+6.4%と速報値と同じだった。個人消費が+11.3%に上方修正された一方、輸出や在庫投資が下方修正された。その他、米4月耐久財受注は前月比-1.3%と予想(+0.8%)に反して減少した。ただ、変動の大きい輸送用機器を除いた受注額は前月比+1.0%と予想(+0.7%)を上回る伸びとなった。

(5):ロンフィクに向け円売りフロー観測

ロンドン・フィキシング(日本時間24時)に向けて円売りフローが観測され、ドル/円やクロス円が上昇。日本政府が、東京や大阪など9都道府県の緊急事態宣言を6月20日まで延長する方針を固めた事が円売りを誘発したとの見方も出ていた。ドル/円はその後、米10年債利回りが1.62%前後まで上昇すると109.92円前後まで上値を伸ばして4月9日以来の高値を付けた。

27日(木)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:米PCEデフレーターに注目

昨日のドル/円は月初来高値を更新。バイデン米大統領が2022年度の予算教書で6兆ドルの歳出を求める計画と伝わり国債発行増加への懸念から米長期金利が上昇するとドル買いが優勢となった。月末の特殊フローと見られる円売りも相まって上昇が加速すると109.92円前後まで上値を伸ばした。4月6日以来の110円台を回復して定着できるかが本日の見どころとなる。

アジアタイムは、本邦勢の戻り売りに上値を抑えられる可能性もあるが、NYタイムは米4月個人消費支出価格指数(PCEデフレーター)の結果を受けて米長期金利が上昇すれば110円台への上伸が見込めそうだ。なお、米4月PCEデフレーターは、前年比+3.5%と高い伸びが見込まれている。米連邦準備制度理事会(FRB)が重視するPCEコアデフレーターも前年比+2.9%と、インフレ目標の2%を超える伸び率が予想されている。ただ、米長期金利が上昇する場面では株価が崩れ円高に振れるケースが散見されるだけに、3連休を控えた米国株式市場の動向も気になるところだろう。

注目の経済指標

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注目のイベント

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。