目次
▼24日(月)の為替相場
(1):FRB理事の発言で金利低下 ドル下落
(2):BOE総裁 インフレについて言明
(3):仮想通貨や米株上昇 リスク選好
24日(月)の為替相場
期間:24日(月)午前7時00分~25日(火)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):FRB理事の発言で金利低下 ドル下落
米連邦準備制度理事会(FRB)のブレイナード理事は、「インフレ動向の非常に重要な部分は長期的なインフレ期待で、こうした期待は極めて安定した状況が続いている。インフレが上昇するような展開になっても、現状のインフレ率に深く影響を及ぼすことは想定されないと示唆している」との見解を示した。これを受けて米長期金利が低下する中、ドルが弱含んだ。なお、セントルイス連銀のブラード総裁や、アトランタ連銀のボスティック総裁もインフレについて、大部分は一時的なものに留まるとの認識を示した。
(2):BOE総裁 インフレについて言明
英中銀(BOE)のベイリー総裁は下院で「金融政策委員会(MPC)は、こうした一過性の要因が中期のインフレに直接的な影響を及ぼす事はほとんどないはずだと判断している」と述べた。
(3):仮想通貨や米株上昇 リスク選好
前日に急落していたビットコインが大きく反発するなど仮想通貨が上昇。米長期金利の低下を好感して米国株も上昇する中、リスク選好の豪ドル買い・円売りが優勢となった。
24日(月)の株・債券・商品市場
外為注文情報
【情報提供:外為どっとコム】
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本日の見通し
ドル/円の見通し:決め手欠く相場展開
昨日のドル/円は、新規材料に乏しい中、108円台後半で弱保ち合いの展開。米長期金利が小幅に低下した事でドルは全般的に軟調だったが、長期金利の低下を好感して米国株が上昇した事から円も対豪ドルなどを中心に弱含んだ。
こうした中、本日も決め手を欠く相場展開が続きそうだ。仮に、直近の下値支持である日足一目均衡表の基準線(108.63円前後)を割り込んでも、月初来安値の108.33円前後はより強力なサポートになると見られる。一方で、109円台前半には20日移動平均線(109.04円前後)や一目転換線(109.18円前後)、一目雲上限(109.22円前後)などの上値抵抗が控えている。
注目の経済指標
注目のイベント
※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。