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「ドル/円、107円の壁」 外為トゥデイ 2021年3月3日号

外為トゥデイ

目次

▼2日(火)の為替相場
(1):RBA政策金利据え置き 豪ドル強含む
(2):独小売大幅な落ち込み ユーロ軟化
(3):欧州株上昇でドル売り クロス円は上昇

▼2日(火)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
重要経済指標の結果に注目

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

2日(火)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210303091815p:plain期間:2日(火)午前7時10分~3日(水)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):RBA政策金利据え置き 豪ドル強含む

豪中銀(RBA)は市場予想通りに政策金利と3年債利回りの誘導目標を0.10%に据え置いた。声明では「インフレ率が2-3%の目標レンジの範囲内で持続的に推移するまで政策金利を引き上げない。これが起きるには、現状を著しく上回る賃金の伸びが必要だ。それには雇用が大幅に増え、タイトな労働市場に戻る必要がある。早くても2024年まではこれらの条件が満たされるとは予想していない」と慎重な姿勢を維持した。ただ、最近の長期金利の上昇や豪ドル高について、特に懸念を示さなかった事から声明発表後は豪ドルがやや強含んだ。

(2):独小売大幅な落ち込み ユーロ軟化

独1月小売売上高が前月比-4.5%と予想(+0.3%)に反して大幅に落ち込むとユーロが軟化した。なお、その後発表された独2月雇用統計では、失業率こそ予想通りに前月から横ばいの6.0%となったが、失業者数は予想(1.00万人減)に反して0.90万人増加した。また、ユーロ圏2月消費者物価指数(HICP)・速報値は前月比+0.2%、前年比+0.9%と予想通りの伸びとなった。

(3):欧州株上昇でドル売り クロス円は上昇

米10年債利回りが一時1.45%台に上昇するとドル/円は106.96円前後まで上伸して昨年8月14日以来の高値を付けた。ただ、欧州株の上昇を受けて対豪ドルなどのストレートドルでドル売りが優勢となったため107円台手前で伸び悩んだ。クロス円はストレートドルの上昇に連れて強含んだ。

2日(火)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:重要経済指標の結果に注目

昨日のドル/円は、約半年ぶりに106.96円前後まで上昇したものの、米長期金利が小幅に低下する中で反落。107円の壁に阻まれる格好で106.60円台へと失速した。日足は調整局面入りの可能性を示唆する「上ヒゲ小陰線」で、2月5日や17日にも見られた足型だ。107円の壁を超えられなければ106円台前半へ続落してもおかしくないだろう。

なお、本日は米2月ADP全国雇用者数、米2月ISM非製造業景況指数が発表される。結果はもちろん、米国株や米国債利回りの反応にも注目しておきたい。

注目の経済指標

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注目のイベント

f:id:gaitamesk:20210303084348p:plain※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。