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「ドル/円、米長期金利がカギ」 外為トゥデイ 2021年2月25日号

外為トゥデイ

目次

▼24日(水)の為替相場
(1):ポンド/円急伸 18年5月以来の高値
(2):独GDP 速報値から上方修正
(3):FRB議長 金融緩和長期化を強調
(4):NYダウ最高値 豪ドル/円84円台へ

▼24日(水)の株・債券・商品市場

▼外為注文情報

▼本日の見通し

▼ドル/円の見通し:
米長期金利の動向がカギ

▼注目の経済指標

▼注目のイベント

24日(水)の為替相場

f:id:gaitamesk:20210225091007p:plain期間:24日(水)午前7時10分~25日(木)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム

(1):ポンド/円急伸 18年5月以来の高値

月末スポット応当日の仲値公示後にポンド/円が急伸。特に材料は見当たらなかったが大口のポンド買いフローが入った模様で、2018年5月以来の高値となる150.07円前後まで上値を伸ばした。ポンド/円の動きに連れて他のクロス円も上昇した一方、ドル/円はポンド/ドルなどストレートドルの上昇が重しとなり伸び悩んだ。なお、豪ドル/円の上昇については、NZ中銀(RBNZ)の政策金利発表後にNZドルが急反発した動きに連れた面もある。

(2):独GDP 速報値から上方修正

独10-12月期国内総生産(GDP)・改定値は前期比+0.3%、前年比-3.7%となり、速報値(+0.1%、-3.9%)からそれぞれ上方修正された。

(3):FRB議長 金融緩和長期化を強調

米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長は、昨日の上院に続き下院で証言を行った。概ね前日と同内容の証言であったが、「インフレ目標の達成には3年以上かかる可能性がある」との見解を示し、改めて金融緩和の長期化を強調した。約一年ぶりに1.43%台まで上昇していた米10年債利回りがパウエル議長の証言を受けて上げ幅を縮小。ドル/円は106.10円前後の高値から105円台へと反落した。

(4):NYダウ最高値 豪ドル/円84円台へ

パウエルFRB議長の証言を好感する格好でNYダウ平均が史上初めて32000ドル台に上伸。NY原油も1年超ぶりに63.50ドル前後まで上昇する中、豪ドル/円は2018年6月以来となる84円台を回復し、その後84.42円前後まで上値を伸ばした。

24日(水)の株・債券・商品市場

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外為注文情報

<外為注文情報はこちら>

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【情報提供:外為どっとコム】

  • ※ 「外為注文情報」とは、外為どっとコムの『外貨ネクストネオ』でお取引をされているお客さまの指値やストップ注文の状況を確認できるツールのことを指します。
  • ※また、高機能チャート(無料)では「取引分析」 を選択することで、チャート上に注文情報の表示が可能です。
  • ※ 尚、この外為注文情報は情報提供を目的としており、投資の最終判断は投資家自身でなさるようお願い致します。

 

本日の見通し

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ドル/円の見通し:米長期金利の動向がカギ

昨日のドル/円は終値ベースで約0.5%上昇。NYダウ平均が史上最高値を更新し、米10年債利回りが1年ぶりの水準に上昇する中、NY市場で106.10円前後の高値を付けた。もっとも、米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が金融緩和の長期間維持を強調した事などから、17日に付けた106.22円前後の直近高値を前に伸び悩んでおり、106円台前半の上値の重さは払拭できなかった。

本日は、改めて106.22円前後の高値を更新できるかが焦点となりそうだ。これを超えられれば106円台後半まで続伸する可能性がある半面、更新できなければ105円台前半へ反落してもおかしくない。引き続き、米長期金利の動向がカギとなるだろう。

注目の経済指標

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注目のイベント

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※発表時刻は予告なく変更される場合があります。また、予定一覧は信憑性の高いと思われる情報を元にまとめておりますが、内容の正確性を保証するものではございませんので、事前にご留意くださいますようお願いいたします。