2021年2月12日
【ドル/円】：上値余地を探る動き。ドルの押し目買い方針継続。
ドル/円は小陽線で終え、上値トライの可能性に繋げています。上昇エネルギーの強いものではありませんが、この2日間で104.50近辺にやや強い抵抗が出来ており、これを支えとして105円越えトライの動きが強まると見ています。また、104.50-60の抵抗を下抜けた場合でも104.00-10に週足、日足の抵抗が控えており、103.90以下で終えない限り、下値余地も拡がり難いでしょう。逆に上値も105.60-70に強い抵抗があり、これを上抜けて終えない限り、大幅続伸にも繋がり難いと見ています。 短期トレンドは103.50割れで“ニュートラル”に変化。103.00割れで終えた場合は“ドル弱気”に変化して下落余地がさらに拡がり易くなります。 今日のドル買いは104.50-60で押し目買い。下値余地を104.20-30近辺まで見て置く必要があります。損切りは103.90で一旦撤退です。売りは105.20-30の戻り待ち。上値余地を105.40-50まで見て置く必要があります。損切りは105.80で一旦撤退です。 日足の上値抵抗は105.20-30，105.60-70，105.80-90に、下値抵抗は104.50-60，104.00-10、103.50-60にあります。
【ユーロ/円】：押し目買い方針継続。125円割れで短期トレンドに変化。
ユーロ/円は小陽線を繋げて上値余地を探る動きが継続中です。高値圏での揉み合いの域を抜け切れていないので、買いは126.30-40の押し目待ちとします。損切りは125.50で撤退です。売りは様子見です。125.70以下で終えた場合は日足、週足ともに形状が悪化して下値リスクがやや高くなります。短期トレンドは125円割れで変化します。逆に128円台で越週すれば一段の上昇に繋がり易くなります。
【ユーロ/ドル】：上値余地が限られる可能性。
ユーロ/ドルは値幅の小さい陽線引けとなり、上値トライの可能性に繋げています。1/6に付けた1.2349を基点とする短期的なレジスタンスラインからは若干上抜けた位置をキープしていますが、上昇余力に欠けるため“ダマシ”に終わる可能性があります。また、1.2060以下で終えた場合は再び下値リスクが高くなります。買いは様子見です。売りも浅い損切りが付いたので1日様子見です。1.2240-50の抵抗を実体ベースで上抜けて終えた場合は調整下げが一巡した可能性が高くなりますが、1.2310-20の抵抗を上抜けて終えるまでは上値余地も拡がり難いでしょう。
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