目次
▼8日(月)の為替相場
(1):日経平均 約30年半ぶり29000円台へ
(2):米10年債利回り上昇でドル買い優勢
(3):米株過去最高値更新 ドル売り強まる
8日(月)の為替相場
期間:8日(月)午前7時00分~9日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):日経平均 約30年半ぶり29000円台へ
米追加経済対策への期待などから日本株が寄り付きから上昇する中、円売りが優勢となった。なお、日経平均株価は約30年半ぶりに29000円台を回復した。
(2):米10年債利回り上昇でドル買い優勢
バイデン米政権による大規模な経済対策の決定が近いとの見方などから米10年債利回りが約11か月ぶりに1.198%前後まで上昇。ドル買いが優勢となり、ドル/円は105.669円前後まで上昇した。クロス円はストレートドルの下落が重しとなった一方、ドル/円の上昇が支えとなり売買が交錯した。
(3):米株過去最高値更新 ドル売り強まる
米国株が上げ幅を拡大した一方で米長期金利が上げ幅を縮小。米テスラ社が仮想通貨ビットコインに総額15億ドルを投資すると伝わりビットコイン価格が急騰した事も相まってドル売りが強まった。ドル/円は下落した一方、クロス円は豪ドル/円を中心に強含んだ。なお、ビットコインは過去最高値となる1ビットコイン=44899ドルまで上昇。米国株はNYダウ平均、S&P500、ナスダックの主要3指数が揃って過去最高値を更新した。
8日(月)の株・債券・商品市場
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本日の見通し
ドル/円の見通し:上値重い展開続く
昨日のドル/円は小幅続落。米長期金利の上昇を受けて105.60円台まで強含んだものの、NY市場で長期金利の上昇が一服するとドル売りが優勢となり、一時105.10円台へと反落した。105円台後半の重さが目立つ展開となっており、200日移動平均線(105.58円前後)が上値抵抗となりつつある。こうした中、ドル/円は本日も上値の重い展開が続くと見られ、米長期金利の動向次第では105円台割れの可能性もありそうだ。本日の3年債を皮切りに始まる米債入札の結果が注目されよう。
注目の経済指標
特になし
注目のイベント
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