目次
▼18日(月)の為替相場
(1):中国GDP好結果 経済回復が鮮明に
(2):コンテ伊首相信任多数 NY休場で反応鈍い
18日(月)の為替相場
期間:18日(月)午前7時00分~19日(火)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):中国GDP好結果 経済回復が鮮明に
中国10-12月期国内総生産(GDP)は前年比+6.5%と予想(+6.2%)を上回る伸びとなり、コロナ禍からの中国経済の回復が鮮明となった。また、中国12月鉱工業生産は前年比+7.3%と予想(+6.9%)を上回った。一方で、中国12月小売売上高は前年比+4.6%と予想(+5.5%)に届かなかった。なお、豪ドルをはじめ、主要通貨への影響は特に見られなかった。
(2):コンテ伊首相信任多数 NY休場で反応鈍い
レンツィ前首相の連立政権離脱などを受けてイタリアの政局に不透明感が広がる中、コンテ首相の信任を巡る投票が下院で行われた。賛成多数で可決され、19日には上院で信任投票が行われる事になった。米国がキング牧師生誕記念日の祝日のため市場は閑散としており、ユーロ相場の反応も鈍かった。
18日(月)の株・債券・商品市場
外為注文情報
【情報提供:外為どっとコム】
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本日の見通し
ドル/円の見通し:米株や米債の動きに注目
昨日のドル/円は103円台後半で弱持ち合いの展開。豪ドル/円などクロス円の下落が重しとなり、いくぶん弱含みで推移したものの米国が祝日で動意を欠く中、値幅は小さかった。本日は、連休明けで取引が再開される米国株や米国債の動きがドルのカギとなりそうだ。米国株の取引開始前に発表される大手米銀の10-12月期決算発表にも注目したい。
また、前米連邦準備制度理事会(FRB)議長のイエレン氏が次期米財務長官候補として出席する上院公聴会にも注目が集まりそうだ。なお、米ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)紙は、イエレン氏は公聴会でドル安を目指さないと明言する見通しだと伝えている。
注目の経済指標
注目のイベント
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