目次
▼31日(木)の為替相場
(1):中国製造業PMIやや低下 回復基調は継続
(2):米失業申請 前週から改善
(3):年末ロンフィクでドル強含む
31日(木)の為替相場
期間:31日(木)午前7時10分~1日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):中国製造業PMIやや低下 回復基調は継続
中国12月製造業PMIは51.9と予想(52.0)を僅かに下回り、約3年ぶりの高水準だった前月(52.1)から小幅に低下した。ただ、活動拡大・縮小の節目である50.0を10カ月連続で上回っており中国景気が安定的に回復しているとの見方に変わりはなかった。
(2):米失業申請 前週から改善
米新規失業保険申請件数は78.7万件と市場予想(83.5万件)を下回り、前週(80.6万件)から改善した。
(3):年末ロンフィクでドル強含む
年末最終日のロンドンフィキシング(日本時間25時)に向けたドル買い観測から、ドル/円が103.31円前後まで上昇。対ユーロや対豪ドルでもドルが強含んだため、ユーロ/円や豪ドル/円は上値が重かった。
31日(木)の株・債券・商品市場
外為注文情報
【情報提供:外為どっとコム】
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本日の見通し
ドル/円の見通し:主要株式市場の動きに注目
2021年のドル/円は103円台前半でスタート。年末年始の休日中も、世界規模で新型コロナウイルスの感染拡大が続いたが、為替市場は落ち着いた滑り出しとなっている。昨年末に31年ぶりの高値を付けた日経平均株価をはじめ、過去最高値を更新した独DAXやNYダウ平均など、主要株式市場の動きが本日の焦点になりそうだ。日本株については、新型コロナ対応策に言及すると見られる菅首相の年頭会見(11時)の影響も気になるところだろう。
もっとも、市場は明日5日の米ジョージア州上院決選投票の行方に強い関心を寄せている。主要株式市場に大きな崩れがなければ為替市場の落ち着いた動きも続く事になろう。ドル/円は、102円台後半の下値支持と103円台後半の上値抵抗の間でもみ合う展開が続きそうだ。
注目の経済指標
注目のイベント
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