目次
▼26日(木)の為替相場
(1):豪民間設備投資 減少幅は縮小
(2):欧州でコロナ抑制措置強化 ユーロやポンド下落
(3):ECB議事録公表 追加刺激策確約を決定
26日(木)の為替相場
期間:26日(木)午前7時10分~27日(金)午前6時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):豪民間設備投資 減少幅は縮小
豪7-9月期民間設備投資は前期比-3.0%と予想(-1.5%)を下回ったが、4-6月期(-6.4%)から減少幅は縮小した。
(2):欧州でコロナ抑制措置強化 ユーロやポンド下落
ドイツは、ロックダウン(都市封鎖)を12月20日まで延長。英国ではイングランドの人口の約3分の1が最も厳しい制限下に置かれる見込みとなった。欧州各国で新型コロナウイルス感染拡大抑制に向けた措置が強化された事などからユーロやポンドが下落。ドル安の進行でユーロ/ドルやポンド/ドルは約3カ月ぶりの高値圏で推移していたため、利益確定の売りが出た模様。
(3):ECB議事録公表 追加刺激策確約を決定
欧州中銀(ECB)は10月の理事会の議事録を公表。メンバーらが新型コロナウイルス感染第2波の到来を受け、「油断している余裕はない」との見方で一致し、景気の下支えに向けて追加刺激策の確約を決定した事が明らかになった。
26日(木)の株・債券・商品市場・外為注文情報
注文情報
本日の見通し
ドル/円の見通し:動意は限定的
昨日のドル/円は104円台前半で弱もち合いの展開。東京市場でドル売りが先行すると104.40円台から104.20円台へと下落。その後も戻りは鈍く、104.20-30円台で終日もみ合った。なお、NY市場は米国が感謝祭の祝日のため閑散だった。
米国勢は本日も「ブラック・フライデー」の休暇モードと見られ、NY市場の動意は限られる公算が大きい。東京市場や欧州市場でも大幅な値動きは期待できそうにない。本邦勢を中心に押し目買い意欲が強いとされる103円台を売り込む動きにはならないだろう。一方、週末を前に短期筋がドルショートの持ち高調整に動けば多少の戻りはあろうが、104円台後半では上値が重くなりそうだ。
本日の注目経済指標
本日の注目イベント
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