メキシコ政府は5日、総額2970億ペソ(約138.3億ドル)規模のインフラ投資計画を発表した。民間部門が主体となるが政府も共同で資金を拠出する。メキシコ産業界は左派のロペスオブラドール大統領との関係がぎくしゃくしていたものの、新型コロナウイルスで落ち込んだ経済の回復に向けて、インフラ投資計画では歩調を合わせた格好だ。
こうした中、ペソ相場は米経済対策の協議打ち切りを受けて一時下落したものの堅調を維持。対円では概ね4.85-4.95円前後のレンジで推移している。なお、市場はメキシコ中銀の追加利下げの有無を見定めようと8日に発表される9月消費者物価指数に注目している。
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