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ユーロ/ドル 安く引けてくれれば売りの好機到来かも・・・

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今週の注目通貨ペアはこれだ!

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■  ユーロ/ドル 安く引けてくれれば売りの好機到来かも・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。先々週の末に高く引けたことで上伸期待が高まりましたが、週央から失速、週末にかけて再び実体線が中期の移動平均線を下回る展開となりました。一応、先週木曜日・金曜日に下ヒゲを伴って戻しており、いったん買い方は胸をなでおろしている状況かもしれませんが、先週の火曜日の上ヒゲがアクセントとなって残る可能性を考慮に入れると、買い方の安心感が崩れるシナリオもあるかもしれません。
移動平均線は、3本とも上昇しました。ただし、実体線が短期の移動平均線水準を下回り、その短期の移動平均線も若干お辞儀気味に転じてきています。また、ボリンジャーバンドの幅がなかなか広がらずに実体線が小動きに終始している限りは、押し目買いが入りやすい状況といえるのではないでしょうか。
今週は、条件付きで売りの目で見てみたい感じがしています。やはり、買い方の押し目買いが入りやすい状況という点がどうも気になります。そうすると、例えば実体線が1.18水準を下回って引けてくるような状況になれば、買い方の投げが持ち込まれる可能性が高まってくるのではないでしょうか。上側については、1.19レベルを上回って引けるようであれば上伸基調に回帰という判断をせざるを得ないと思いますが、逆に1.18を下回って引けると、一気にシナリオが転換する可能性があるような気がします。

その他 通貨ペア分析


■ ドル/円 売り買いのパワーバランスが完全に保たれている・・・ 
先週は、月曜日に安値を付け、木曜日に高値を付ける展開でした。先々週の金曜日の陰線のインパクトがあまりにも大きく、週初から下落する予想で相場に臨みましたが、月曜日に陽線が出現して戻し、その後も全く下がらず堅調な地合いを継続しました。単に「方向感がない」という説明があまりにも適切という状況なのでしょうか。これほど売り買いのバランスが取れていると、 買い方も売り方も焦る必要がありませんので、余計に上下に動かなくなってしまうのかもしれません。
今週は、様子を見るよりないと思います。実体線が長期の移動平均線の下側での推移を続けていますので、基調としては下を向いていると思うのですが、先週のように連日陽線が出現して戻してしまうと、売り方も買い戻さざるを得ない状況に陥ってしまいます。かと言ってチャートが買いに転じたわけでもなく、何とも売り買いのヒントに乏しい状況と言えるのではないでしょうか。 107円台を買い進むか、105円台を売り進むか、先に実現した方に付いていくスタンスがよいかもしれません。

■ ユーロ/円 「潮目」が変わった可能性はあるのだが・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、木曜日に安値を付ける展開でした。先週月曜日に終値ベースで8月13日の戻り高値を更新し、先高感が溢れる形となりましたが、火曜日の上ヒゲ の形成とともに買い進む向きががさっぱり見られなくなり、週末にかけてやや調整しながらの越週となっています。ただし、木曜日と金曜日は下ヒゲを伴っており、一方的に売られる状況でもなさそうです。
今週は、少し様子を見てみたい感じがします。先週の安値を下回ってくるようであれば、実体線が久しぶりに長期の移動平均線の下側に潜り込む形になりますし、MACDの下落基調も肯定化される可能性が出てくると思います。一方で、再度126円台を攻め込むようであれば、上伸基調への回帰というシナリオも描けなくもないでしょう。現状のチャートでは、売り買いの判断は大変難しいというのが実感です。

■ ポンド/円 動いているようで、実はあまり動いていない・・・ 
先週は、火曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週間を通じた値幅は2円60銭ということで、そこそこ動いたように見えますが、火曜日の上ヒゲと金曜日の下ヒゲを考慮に入れないとすると、わずか1円程度の値幅に留まっています。ボリンジャーバンドの幅が若干広がってきてはいますが、ポテンシャルとしては大きな力が働く相場でもなさそうですね。
今週は、ユーロ円と同様、少し様子を見てみたい感じがします。先週火曜日の上ヒゲで上は抑えられましたが、一方、先週金曜日の下ヒゲで下も固いというジャッジがされていますので、当面、このどちらかをブレイクするまでは大きな動きに発展しにくいのではないでしょうか。上がったところを売るのも危険、下がったところを買うとも危険という状態が続くと思います。

■ オージー/円 様子を見るよりないような気がするが・・・ 
先週は、月曜日に高値を付け、金曜日に安値を付ける展開でした。週初は、先々週の末の雰囲気を引き継ぎ、上伸基調が保たれました。ただし、その勢いが長く続くことはなく、週央から調整色を強めています。一方、金曜日は下ヒゲを伴って戻しており、下は下で固いかもしれないという状況と判断するのが妥当のようです。
今週は、少し様子を見てみたい感じがしています。チャートが陰転したわけではなく、緩やかな上昇トレンドという判断を変更する必要はないと思いますが、一方で先週の週間を通じた値幅はわずか1円69銭ということで、小動きが続いているという状況に変わりはありません。「木を見て森を見ず」という形になってはいけませんので、トレンドの向きをしっかりと見極める必要があるように思います。

今週のチャートリーディング ~相場の強さ~

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※例:「 ドル < 円 」ドル安、円高。 「<」が多いほどトレンドが強い。
情報提供元:(株)チャートリーディング
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