23日にトルコ中銀が政策金利を発表する。
前回の据え置きに続いて今回も金利は8.25%に維持される公算だ。
インフレが中銀の見通しに反して高止まりを続ける中、物価の影響を除いた実質金利はマイナスのままとあって、利下げは難しい状況にある。
市場予想も据え置きで一致しており、今回の注目は同時に発表されるトルコ中銀の声明という事になる。
トルコ中銀が、これまでのインフレ高進下での金融緩和を行うという、常識外の政策方針を転換して市場の信頼を回復できるかが焦点だ。
ただし、低金利にこだわるエルドアン大統領の方針に背く事にもなるため、市場の信認を取るか、大統領の信認を取るか、トルコ中銀の判断に注目が集まりそうだ。
また、翌24日には格付け会社S&Pがトルコの格付け見直しを発表する予定。
「為替チャート|トルコリラ/円(TRYJPY)|60分足」はこちら
「高機能チャート|トルコリラ/円(TRYJPY)|60分足」はこちら
「為替チャート|米ドル/トルコリラ(USDTRY)|60分足」はこちら
「高機能チャート|米ドル/トルコリラ(USDTRY)|60分足」はこちら
「為替チャート|ユーロ/トルコリラ(EURJPY)|60分足」はこちら
「高機能チャート|ユーロ/トルコリラ(EURJPY)|60分足」はこちら