目次
▼10日(金)の為替相場
(1):中国インフレ指標 ペースダウン
(2):米CPI鈍化 コア前月比は10年ぶりマイナス
(3):メスター氏 FRB緊急策「まだ終わっていない」
(4):G20エネ相 減産規模言及せず
10日(金)の為替相場
期間:10日(金)午前6時10分~11日(土)午前5時55分 ※チャートは30分足(日本時間表示) 出所:外為どっとコム
(1):中国インフレ指標 ペースダウン
中国3月消費者物価指数は前年比+4.3%、同生産者物価指数は前年比-1.5%と予想(+4.9%、-1.1%)を下回って前回(+5.2%、-0.4%)からペースダウンした。
(2):米CPI鈍化 コア前月比は10年ぶりマイナス
米3月消費者物価指数は前月比-0.4%、前年比+1.5%とそれぞれ予想(-0.3%、+1.6%)を下回って前回値(+0.1%、+2.3%)から伸びが鈍化。また、変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数も前月比-0.1%、前年比+2.1%と予想(+0.1%、+2.3%)を下回り、前回値(+0.2%、+2.4%)から伸びが鈍化した。なお、コア指数の前月比は10年ぶりのマイナスとなった。
(3):メスター氏 FRB緊急策「まだ終わっていない」
メスター米クリーブランド連銀総裁はオンライン討論会で「新型コロナウイルス感染のパンデミック(世界的大流行)から米経済を守るための米連邦準備制度理事会(FRB)の緊急行動は恐らくまだ終わりに達していない」との認識を示し、「当局が実行可能なツールがあれば常に模索し必要だと思えば実行する」と語った。なお、同総裁は今年の米連邦公開市場委員会(FOMC)で投票権を持っている。
(4):G20エネ相 減産規模言及せず
20カ国・地域(G20)エネルギー相緊急テレビ会合が終了し、トランプ米大統領が「米国は何とかメキシコを説得しようとしている。メキシコは10万バレルの減産を約束した」と発言したことが伝わった。なお、G20の声明では「原油市場の安定化へ『直ちに措置』を講じる」決意が表明されたものの、原油減産の規模について言及はなかった。
10日(金)の株・債券・商品市場&外為注文情報
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