シカゴIMM通貨先物ポジションの推移から為替市場の全体的な状況と投資マインドを読み解きます。
1.IMMポジション ドル/円
2.IMMポジション ユーロ/ドル
3.IMMポジション ポンド/ドル
ドル/円
IMMポジション ドル/円
ポイント
【年末の円ショート手仕舞い&年始にかけての円ロング】
12月31日時点で円のポジションはドルに対して2.5万枚の売り越し(ネットショート)。
円ロングが増加して円ショートが取り崩されたことで、ネットショートは0.8万枚の減少となった。
年末を控えてショートポジションの整理が進む一方、年始に向けたドル/円の先安感から円ロングの動きも出ていた模様。
ユーロ/ドル
IMMポジション ユーロ/ドル
ポイント
【ネットショート微減】
12月31日時点でユーロのポジションはドルに対して7.4万枚の売り越し(ネットショート)。
ユーロロング、ショートともに増加したが、ショートの積み増しがやや大きく、ネットショートは0.1万枚の微増となった。
当時のユーロ/ドルは約4カ月半ぶりに1.2390ドル前後まで上昇していたが、そうした中で投機筋の売買が交錯した形跡が窺える。
ポンド/ドル
IMMポジション ポンド/ドル
ポイント
【先週に続き買い越しへ】
12月31日時点でポンドのポジションはドルに対して1.2万枚の買い越し(ネットロング)。
ロング、ショートともに減少したがショートの取り崩しが大きく、ネットロングは約8ヶ月ぶりに買い越しに転じた前週からさらに拡大した。
12月12日の英総選挙を受けて「合意なき離脱」のリスクが後退したとの見方からポンドを買戻す動きが続いている様子。
↓↓↓IMMポジションのソースはこちら
IMMポジション
「為替チャート|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら
「高機能チャート(テクニカル分析)|ドル/円(USDJPY)|60分足」はこちら
「為替チャート|ユーロ/ドル(EURUSD)|60分足」はこちら
「高機能チャート(テクニカル分析)|ユーロ/ドル(EURUSD)|60分足」はこちら
「為替チャート|ポンド/ドル(GBPUSD)|60分足」はこちら
「高機能チャート(テクニカル分析)|ポンド/ドル(GBPUSD)|60分足」はこちら