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【今日のドル円】昨日の振り返りと今日のドル円相場見通し 2026年7月27日

ドル円レポート:「有事のドル買い」後退: 米軍の攻撃停止およびイランの報復回避を受けてリスクオフのドル買いが巻き戻され、163.546円まで下落

ニューヨーク市場:良好な米指標で上昇後、中東情勢の緩和報道で揉み合い

先週末のNY市場におけるドル円は、米7月総合PMI速報値や6月新築住宅販売件数が市場予想を上回ったことを受け、米金利の上昇とともにドル買いが進行。一時163.879円まで上値を伸ばしました。

その後、「パキスタンが米・イラン協議再開への道筋を模索」「米・英がホルムズ海峡の船舶航行保護に関する協議を実施」との報道を受け、原油先物価格の下落とともにドル売りが優勢となり、163.641円まで下落。しかし、売り一巡後は週末を控えた地政学リスクへの警戒感から買い戻しが入り、163.871円近辺まで持ち直して週の取引を終えました。

本日27日のアジア時間:地政学リスク後退により「有事のドル買い」の巻き戻し

本日アジア時間は、週末の「米軍による対イラン攻撃の停止」や「イラン側の報復抑制」が報じられたことで、これまでの「有事のドル買い」に対するポジション調整(巻き戻し)が先行。週明けのオープン直後に163.546円まで押し込まれました。安値をつけて以降は下げ渋り、足元では163.70円台前半で揉み合う展開となっています。

 

 
kurokawa.jpg 外為どっとコム総合研究所
黒川健(くろかわ・たける)
米国Capital Market Services LLCニューヨーク本社および上田ハーロー株式会社でカバーディーラー、プロップディーラーを約20年間務める。2021年9月(株)外為どっとコム総合研究所入社後は、テクニカル分析、ファンダメンタル情報を配信している。
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