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ドル円午前の為替予想、ドル/円、米イランの和平協議への見極め続き、方向感を模索 2026/6/1

午前の為替予想は… ドル/円、米イランの和平協議への見極め続き、方向感を模索

作成日時 :2026年6月1日7時40分
執筆・監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 為替アナリスト 中村勉

ドル円予想レンジ

158.800-160.000円

前日の振り返りとドル円予想

29日のドル/円は前日とほぼ同水準の159.26円前後で取引を終了した。米国とイランの和平協議に注目が集まる中、1日を通して約30銭の狭いレンジ内で方向感を欠いた。イランとの戦闘終結に向けた交渉を巡っては、トランプ米大統領がホワイトハウスのシチュエーションルームで会合を開いたものの、「イランとの覚書に関する最終決定には至らなかった」と伝わった。
戦闘終結に向けた協議の争点の一つとして、イラン側は「停戦はレバノンも含めるべき」と主張しているようだが、イスラエルがレバノンでの地上作戦を拡大していることから、停戦実現への障壁となる可能性がある。中東情勢の緊張長期化が意識されれば、ドル/円を下支えする要因となりそうだ。一方、シカゴ・マーカンタイル取引所が公表している最新のIMM投機筋の円ショートポジションは、2007年6月以来、約19年振りの高水準まで増加している。仮に円安が進めば、日本政府・日銀が「投機的な動き」を理由に円買い介入に動きやすい状況になったと言えるだろう。円買い介入への警戒感から、一方的なドル高・円安の進行も考えづらい。このため、本日のドル/円は159円台を中心に方向感を模索する展開が続きそうだ。

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nakamura.jpg 外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト
中村 勉(なかむら・つとむ)
米国の大学で学び、帰国後に上田ハーロー(株)へ入社。 8年間カバーディーラーに従事し、顧客サービス開発にも携わる。 2021年10月から(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。 優れた英語力とカバーディーラー時代の経験を活かし、レポート、X(Twitter)を通してFX個人投資家向けの情報発信を担当している。
経済番組専門放送局ストックボイスTV『東京マーケットワイド』、ニッポン放送『飯田浩司のOK! Cozy up!』などレギュラー出演。マスメディアからの取材多数。
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