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ゴールド、今は買わないほうがいい!買い時が分かるのはいつ?米CPI・米イラン協議と月曜朝イチで見るリスト公開(XAU/USD 週間見通し)2026年4月9日

 

ゴールド相場のチャート(日足・移動平均線・RSI)

作成日時:2026-4-9 11:00
監修:株式会社外為どっとコム総合研究所 小野直人

本記事では、ゴールド相場の最新動向、今後の見通し、テクニカル分析、売買戦略をまとめています。結論として、来週のゴールド相場は「CPIの結果」と「米イラン協議の進展」、そして「月曜朝の金利・原油・窓開け」で売買判断が可能になると考えます。

ゴールド相場の直近動向(4,700ドル台で推移)

直近のゴールド(金)は、米・イランの2週間の停戦合意を受けた原油急落を背景に、4,700ドル台を中心に推移しています。

市場が注目しているのは、地政学リスクそのものよりも、その変化がインフレ見通しや米金融環境にどう影響するかという点です。停戦報道を受けて原油が下落し、インフレ懸念が和らいだことで、ドルと米長期金利が低下し、ゴールドが持ち直しやすい流れが意識されています。

そのため来週の相場では、4月10日の米消費者物価指数(CPI)や週末の米・イラン協議を個別に追うよりも、それらを受けてドルと金利がどちらへ動くかを軸に見る方が流れをつかみやすい局面と考えます。

来週のゴールド相場見通し|CPI・金利・原油の影響

現在の市場では、原油の変動がインフレ期待を動かし、その変化がドルと米長期金利に反映され、ゴールド相場の方向性を左右しやすい構図が続いています。

したがって来週の焦点は、米CPIと週末の協議を受けて、

  • 原油安が定着するのか
  • インフレ警戒感が戻るのか
  • 金利が低下基調を維持できるのか

これらが焦点となります。

CPIが落ち着きを示し、協議でも緊張緩和への期待が保たれれば、ドルと金利には下押し圧力がかかりやすくなり、その場合、ゴールドは4,900ドル台 → 5,000ドル台回復を試す展開に入りやすくなります。

一方、CPIが上振れし、協議も安心材料とならなければ、インフレ再燃への警戒が戻り、ドルと金利が持ち直すことで、ゴールドの上値は抑えられる可能性があります。この場合、ゴールドは4,600ドル維持が焦点となり、割り込むと4,400〜4,500ドル台まで下押し余地が生じます。

月曜朝のチェックポイント

確認したいのは次の3点です。

  • 米長期金利の初期反応
     → 低下方向か、持ち直しているかを確認
  • 原油価格の推移
     → 原油安が続いているか、反発しているか
  • 窓開けの大きさ
     → 先週末終値との乖離で市場の先回りを測る

ゴールドのテクニカル分析|4900〜4915ドルが重要ライン

ゴールドスポット 日足/10日・50日・200日移動平均/RSI(9)

足元では20日線(4,681ドル)を上回り、短期の戻り基調を維持しています。ただし、50日線(4,900ドル)は未回復で、戻り売りが出やすい位置です。

特に重要なのは、50日線4,900ドルと、61.8%戻し4,915ドルが重なる点です。ここは戻りが継続するか失速するかを分ける分岐点になります。

移動平均線とRSIの見方

20日線(4,681ドル)は下値支持として意識されやすく、200日線(4,165ドル)は上向きを維持し、長期トレンドは崩れていません。

一方、RSI(9)は78まで上昇し過熱感が強いため、上昇が続いてももみ合いや利食いが入りやすい局面です。

売買戦略へのつなげ方

4,900〜4,915ドルを上抜けられるかが強気継続の確認点です。突破すれば5,000ドル台回復が視野に入ります。

反対に、上抜けられず20日線(4,681ドル)を割り込む場合は、戻りが一服しやすくなり、4,400ドル台まで下押し余地が生じます。

ゴールドの売買戦略|買い場・押し目の判断基準

来週は、ゴールド単体ではなく、原油・ドル・米長期金利の並びを確認しながら判断する方がぶれにくい局面です。特に、原油安 → 金利低下なのか、インフレ警戒 → 金利上昇なのかを見極めることが重要です。

買いを検討する場面

次の条件がそろう場合、ゴールドに追い風と判断できます。

  • 米長期金利が低下して始まる
  • 原油価格が落ち着いている
  • 4,700ドル台を維持

この場合、5,000ドル台回復を視野に打診買いを検討できます。

押し目買いを検討する場面

  • 米長期金利が上昇して始まる
  • 原油が切り返してスタートする
  • 4,700ドル台を保てず戻りが鈍い

この場合は無理に追わず、4,400〜4,500ドル台まで引きつけて押し目買いを検討する方が合理的です。

今後のイベントスケジュール

  • 4月10日(金)21:30 米3月CPI
  • 4月10日(金)〜11日(土) 米イラン協議(イスラマバード)
  • 協議不調なら軍事行動再開リスクが再浮上
 
株式会社外為どっとコム総合研究所
小野 直人
株式会社DZHフィナンシャルリサーチでの情報配信業務、上田ハーロー株式会社での調査・市場部門を経て、2021年より外為どっとコム総合研究所へ参画。ニュースベンダーとFX会社で培った「情報の目利き力」と「市場実務の経験」を武器に、個人投資家へ有益な情報を発信している。ドル円などの主要通貨に加え、トルコリラ・メキシコペソなどの新興国通貨、日経平均・NYダウといった株価指数(CFD)まで、幅広い金融商品の分析を得意とするマーケットアナリスト。
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