
「ドル/円」をデイトレードする上でFX個人投資家が事前にインプットしておきたいトレードシナリオなどを、ギュッとまとめました。
執筆:外為どっとコム総合研究所 宇栄原 宗平
X(Twitter) : https://twitter.com/gaitamesk_ueha
『最新のドル/円相場を解説』
最新のマーケット情報まとめ
<相場動向>
・ドル円は155円台へ上昇。先週からのレンジ(153円前半〜154円付近)を上方向に明確にブレイク。ストップロスを巻き込んで上昇の勢いが強まり、本日高値は155円30銭台
<テクニカル分析:次のターゲット>
・第一ターゲット:155円60銭付近
フィボナッチ61.8%戻し水準
一目均衡表の基準線も同水準
・第二ターゲット:156円10〜20銭付近
一目均衡表の雲の下限が位置
<上昇の背景>
・米経済指標が好結果
・FOMC議事録の内容(最大の要因)
「物価上昇率が目標を上回り続ける場合、政策金利の引き上げが適切になるかもしれない」との見解が複数メンバーから示された
<今日の注目指標>
・22:30 新規失業保険申請件数(予想:22.5万件、前週比微減)
労働市場の底堅さ確認ならドル買い後押し
・22:30 12月貿易収支
トランプ関税の影響・改善状況を確認
<明日の注目指標・イベント>
・8:30 日本1月CPI(消費者物価指数)
予想:総合1.6%、コア2.0%、コアコア2.7%(いずれも鈍化予想)
予想以上に鈍化→日銀3月利上げ観測後退→円売り要因に
・22:30 米PCEデフレーター、Q4 GDP速報値(個人消費含む)など
・23:45 米PMI
・24:00 米新築住宅販売件数
<結論>
ドル円は、先週から続いていたレンジをブレイクしたことで上昇の勢いが強まっています。当面のターゲットは155円60銭、突破すれば156円10〜20銭が次の目安となりそうです。米FOMC議事録が「利上げの可能性」を示唆したことでドル高圧力が高まっており、今日・明日の経済指標(雇用・PCE・GDP)がさらにこの流れを後押しするかが焦点です。日本CPIが大幅鈍化なら日銀利上げ観測が後退し、円売り要因となる可能性にも注意しましょう。
お知らせ
「UsUP(ユーズアップ)リスト」では、FXトレードの考え方などをお伝えしています。無料でダウンロードすることができます。FX口座ログイン後に「マイページ」に入っていただき、会員限定コンテンツ集からダウンロードが可能です。ぜひご活用ください。
経済指標・イベントの結果について
主要な経済指標・重要イベントの結果について、最新情報は外為どっとコムサイトの「経済指標カレンダー」で確認できます。
お知らせ:FX初心者向けに12時からライブ解説を配信
外為どっとコム総合研究所の調査部に所属する外国為替市場の研究員が、FX初心者向けに平日毎日12時ごろからライブ配信を行っています。前日の振り返り、今日の相場ポイントなどをわかりやすく解説しています。YouTubeの「外為どっとコム公式FX初心者ch」でご覧いただけます。
外為どっとコム総合研究所 情報企画部 為替アナリスト宇栄原 宗平(うえはら・しゅうへい)
国際テクニカルアナリスト連盟 認定テクニカルアナリスト(CFTe) 2015年から金融業界に参入し、顧客サポートなどに従事。また金融セミナーの講師としても活躍する。2022年2月(株)外為どっとコム総合研究所へ入社。これまでの経験や知識を活かしながら、FX個人投資家へ精力的な情報発信を行っている。経済番組専門放送局「ストックボイス」でのレギュラー解説ほか出演多数。マネー誌『ダイヤモンドZAi(ザイ)』にてドル円・ユーロ円見通しを連載中。
本サイトに掲載する情報には充分に注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。また本サービスは、投資判断の参考となる情報の提供を目的としたものであって、投資勧誘を目的として提供するものではありません。投資方針や時期選択等の最終決定はご自身で判断されますようお願いいたします。なお、本サービスの閲覧によって生じたいかなる損害につきましても、株式会社外為どっとコムは一切の責任を負いかねますことをご了承ください。


