前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
2日、翌日に米雇用統計の発表を控える中、NY時間序盤に発表された米6月ADP雇用統計は民間雇用者数が3.3万人減と市場予想の9.5万人増を大幅に下回り、ドル売りとなり、ドル円は143.490円まで下落した。売り一巡後は、スターマー英首相が財政規律を堅持する方針を掲げるリーブス英財務相への全面的な支持について明言を避けると、リーブス氏の進退を巡る憶測が急速に高まり英国債相場が急落、米国債相場にも波及し下落したため米長期金利の上昇に伴うドル買いが進行、ドル円は144.142円まで買い戻された。NY終盤にかけては、ドル円は143.563円まで下落した。
本日アジア時間、財務省が発行を減らす初の超長期債入札の本邦30年利付国債入札を控える中、序盤、米10年債利回りの低下を受けたドル売りからドル円は143.446円まで下落した。売り一巡後は、米雇用統計を控えたポジション調整から、143.930円まで上昇したが、明確な方向性は出なかった。
三重県で講演した高田日銀審議委員は、「足元は利上げの休止局面であって、一定期間の様子見の後、再びギアシフトを続けていく状況だ」と、タカ派なスタンスが示されたものの、「年内利上げに対しては予断を持って語るべきところではない」と語った。
また、30年物国債の入札倍率は3.58倍となり、前回6月の2.92倍を上回ったものの、テール(平均落札価格と最低落札価格の差)は31銭と広めだった。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
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