前日欧州時間から本日アジア時間のマーケット動向と個人資家動向をまとめました。市場参加者の動向を確認し、FX取引をする上での情報としてお役立てください。
FX投資家フローと市況
前日オープンから本日15時までのUSDJPYの値動き(ローソク足)と個人投資家動向です。(画面下のグラフは各時間帯の個人投資家の売買を表しており、青いバーが売数量、赤いバーが買数量です。)
4日、トランプ米大統領がアジア時間に「中国国家主席とのディールは非常に困難」「習主席のことは好きだが、交渉相手としてはタフだ」とSNSに投稿し、今週開催されると米国サイドがアナウンスしている米中首脳会談に懐疑的な見方が広がる中、NY時間に発表された5月米ADP雇用統計は市場予想を大幅に下回り、2年ぶりの低い伸びとなったほか、5月米ISM非製造業景況指数が49.9と予想の52.0や節目とされる50を下回ると、米長期金利が大幅に低下し、ドル売りが進行。さらに、プーチン露大統領が「テロに賭ける者と誰が交渉するのか」「攻撃が続く中でウクライナとの首脳会談や停戦の可能性には懐疑的」などと発言し、ウクライナ停戦期待も後退、リスクオフの円買いも進行し、ドル円は142.604円まで下落した。
本日アジア時間、本邦30年国債入札を控える中、序盤にドル円は142.536円まで下落するも、その後発表された4月毎月勤労統計(現金給与総額)、同月実質賃金がともに市場予想を下回り円売りで反応、ドル円は143.17円レベルまで買い戻された。注目された本邦30年国債入札は、応札倍率は2.92倍となり前回3.07倍や過去1年平均の3.39倍を下回った。
取引金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」の取引を円換算した取引金額です。
市場シェア上位
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」取り扱い通貨30通貨ペアの内、取引量が多かった上位10位です。
ポジション金額
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」ポジションの円換算金額です。(青いバーが売建玉、赤いバーが買建玉です。)
ポジション増減
外為どっとコムのFX取引サービス「外貨ネクストネオ」主要通貨ペアのポジション増減(前日比)です。
外為どっとコムの取引サービス「外貨ネクストネオ」での取引データを元に作成しています。
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